韓国のファッション誌『DAZED KOREA』2021年8月号に横浜流星が登場したときには驚いた。同号発売直前には公式Instagram上で横浜のグラビアカットが先行公開され、なまめかしい眼差しにうっとりしてしまった。映像はもちろんのこと、写真の被写体となる横浜流星には、何かある。そう、彼にしかない特別な何かが。
2019年に発売された2nd写真集『流麗』のタイトルが象徴するように、横浜は、常に優美な佇まいで被写体になってきた。ただ、単に写真素材としての自分をカメラの前に提供してきたわけではない。もうひとつのカメラ、つまり映画のカメラの前でこそ、彼の“流麗さ”は真価を問われる。
横浜の流麗さを見つめ、鍛え上げ、練磨してきた重要な存在がいる。『青の帰り道』(2018年)以来、監督と俳優の関係性をはるかに超えたタッグを組み続ける藤井道人監督だ。公開中の映画『ヴィレッジ』は、実に6度目のタッグ。藤井監督が見つめる横浜流星の魅力とは何だろう。逆に、藤井監督の演出によって、カメラの前に立つ横浜特有の手触りとは何だろう。
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