1945年、京城。植民地時代の陰鬱なソウルで、生き残りをかけて戦う実業家と人捜しの専門家は、人間の貪欲さが生み出した怪物に立ち向かうことになる。
2023年下半期の超話題作『京城クリーチャー』。1945年、日本の植民地時代を背景に地元の実業家と人探しの名人が生物兵器の実験台として連れ去られた人々を追う中で繰り広げられる物語。
巨額の製作費はもちろん、『愛の不時着』のスタジオドラゴンが制作、脚本は『浪漫ドクター キム・サブ』のカン・ウンギョン、主演は『梨泰院クラス』のパク・ソジュンと豪華キャスト&スタッフが集結。
※日本語字幕あり
パク・ソジュンの変わらぬカリスマと、ハン・ソヒの魂の熱演は圧巻…! 激しいアクションシーンを華麗にこなしながらも動作一つに感情がたっぷり込められ、二人の高い演技力に序盤から魅了されてしまいます。
独立を求める人々の死闘は切なく胸が痛みますが、日本の史実を扱いつつ、怪物というフィクションで多角的に楽しめる迫力満点の作品に仕上がっています。
中でもハン・ソヒ演じるユン・チェオクの、涙しながら銃を手に立ち向かう勇敢さにシビれます。彼らの切ない運命が描かれる物語。夢中にさせてくれること間違いなしです。
そして、早くもシーズン2が2024年の今年、公開されることが発表されました。
公式SNSのキャプションには、「1945年の京城から2024年のソウルへ」とありました。
また、「78年の歳月が過ぎ、私たちはまた出会った」とも。
胸キュンのキャッチに期待が膨らみますね。
絡み合ういくつものウソと裏切り、そして復讐(ふくしゅう)。誰もが羨むような幸せな生活を送っていた医師と映画監督の夫婦の世界が、いま音を立てて崩れ落ちていく。
同作で妻子持ちの男性に恋をする悪女を演じてライジングスターとなったハン・ソヒ。
主演の大ベテラン俳優キム・ヒエに劣らない抜群の存在感で、狂気の不倫劇を好演。本人も「気が狂いそうだった」と語る壮絶な演技は視聴者を作品の世界へ引きずり込み、作品を放送したJTBCの歴代最高視聴率更新に大きく貢献しました。
不倫だけでなく、夫婦の本質や人間関係の脆さをあらわした脚本も秀逸で、放たれるセリフ一つ一つにドキッとさせられることも。ハン・ソヒ演じるダギョンも悪女ではありますが、見れば見るほどに人間臭く、どこか共感できる部分もあり、没入してしまう魅力にあふれています。
気分がバッドなときにはオススメできませんが、重厚感のあるザ・韓国ドラマを堪能したい、という人にはぴったりの一作です。
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