K-board

ジョングクが“王位継承”? RemixアーティストとのコラボからBTS再始動へつながる答え合わせを読み解く

ジョングクが“王位継承”? RemixアーティストとのコラボからBTS再始動へつながる答え合わせを読み解く

■ グク劇場でのイリュージョンを見終えた今

 黄金マンネ”ジョングクについて、これ以上どんな視点から語ればよいと言うのだろう。2018年にリリースされたBTS の3rdアルバム「LOVE YOURSELF 轉‘Tear’」が全米アルバムチャート(HOT200)で首位に輝くK-POP史上初の快挙を思い出すまでもない。2020年には「Dynamite」がシングルチャート(HOT100)を制するなど、同グループの勢いはとどまるところを知らず、ソロ活動に専念する2023年も、メンバーそれぞれ大健闘が続いている。

 まずJIMINが「Like Crazy」(4月3日付)で、続いてグクが「Seven(feat.Latto)」(7月29日付))でシングルチャートに初登場首位という、これまた歴史的レコード(記録)を更新。あるいは、そのグクが待望の1stアルバム「GOLDEN」を11月3日に満を持してリリースし、アルバムチャートでは初登場2位に位置づけた。いや待て待て。BTSグループ全体からメンバーソロへつながるチャートアクションをつぶさに拾い集め、改めてその功績を振り返ったところで、グクの偉大さを説明することにはならないのだ。

 ならば、アメリカのトーク番組『ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン』への出演(現地時間11月6日)や ニューヨークのタイムズスクエアで行われたゲリラライブ(11月10日)はどうだったか。シングルリリースされてもいる「Standing Next to You」を引っ提げてのパフォーマンスは、あのマイケル・ジャクソンを思わせる圧巻のアクトだった。さらに12月12日の入隊が決定し、一連のサプライズ的なパフォーマンスのすべてが、2025年のグループ再始動を見越しての計算づくだったことが見事に伏線回収された。グク劇場でのイリュージョンを見終えた今、もうほかに言葉が見つからないというのが、ぼくの正直な感想だ。

2024年3月に日本初配信の韓国ドラマ&映画/キム・スヒョン×キム・ジウォン『涙の女王』ほか最新作を紹介
次のページ : キング・オブ・ポップとして王位継承

こんな記事も読まれています

Commentコメント

コメントしてポイントGET!

コメントがまだありません。推し俳優や推し作品について語りましょう!!

この記事の画像  2枚

Writer info

加賀谷健

コラムニスト・音楽企画プロデューサー。クラシック音楽を専門とするプロダクションで...

more

Recommend関連記事

この記事について報告する

Popular人気記事&コンテンツ

Weekly Vote今週の対決

投票する

Pollアンケート

あなたの好きな恋愛ドラマは?

あなたの好きな恋愛ドラマは?
星から来たあなた
コーヒープリンス1号店
よくおごってくれる綺麗なお姉さん
太陽の末裔
美男ですね
マイ・プリンセス
青い海の伝説
ドクターズ~恋する気持ち
麗~花萌ゆる8人の皇子たち
ヒーラー〜最高の恋人〜
私の名前はキム・サムスン
運命のように君を愛してる
宮 −クン− 〜Love in Palace〜
キルミー・ヒールミー
相続者たち
ピノキオ
彼女はキレイだった
シークレット・ガーデン
トッケビ~君がくれた愛しい日々~
アンケートに答える

Official SNS公式SNS

PR Storyいま読みたい記事

BS無料放送ならBS12 トゥエルビ

Popular Tags人気のタグ

韓国ドラマ 俳優 ラブロマンス 韓流 おすすめ 中国ドラマ 女優 Netflix K-POP かっこいい

Pick Upピックアップ