TAIWAN, CHINA - SEPTEMBER 28: (CHINA MAINLAND OUT)EXO 5th time held concert ¡°EXO PLANET #5 - EXplOration - in TAIPEI¡± at Taipei Arena on 28 September, 2019 in Taipei,Taiwan,China.(Photo by TPG/Getty Images)
「EXO」の楽曲は、別にK-POPファンでなくとも、多くのリスナーが思わずヘビロテしてしまうだろう。特にR＆B好きには、たまらない。R＆Bリスナーのツボをおさえてくるあたり、彼らの音楽性の高さと感性の鋭さがわかる。K-POPで1番イケてるばかりか、リスナー満足度が高いアーティストでもある。
『EX’ACT』で「Monster」とダブルタイトルトラックをなす「Lucky One」は、R＆Bやファンク・リスナー向きのナンバー。「CALL ME BABY」（2015年リリース）なんて聴いていると、「あれ、これって、まさかニュージャックスウィングなの？」と思うくらい、古典的なR&Bリスナーの耳にも馴染みやすく、完全にツボをおさえられる。どこかマイケル・ジャクソン的なヒットナンバーの調子もあって、なるほど、自然と身体を揺さぶられるわけだ。
メンバーのダンス・スキルも筋金入りで有名。特にメインヴォーカルのベクヒョンは、パフォーマンスも折り紙付きで、「Monster」の歌いだしにはじまり、ダンスでもリスナーを魅了する。K-POPアーティストの鍛錬と身体表現の底力を感じさせながら、マイケル的な「Rock with you」精神を兼ね備えた「EXO」は、無敵のダンス＆ヴォーカルグループだ。
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