主演のジナを演じたイム・ソンミとはタレント事務所の推薦で知り合い、最初に会った時から強い存在感を感じ、その場で彼女を主演女優に抜擢したそう。
その期待に応えて、ソンミはほぼ毎日、ボクシングのトレーニングを重ね、まるで本物のボクサーになるためのような1 ヶ月半を過ごし、シナリオを読み込み、自分とジナの接点を考えジナ役に取り組んだのです。
その成果がデビュー14年目にして初の主演作での第25回釜山国際映画祭での受賞に繋がりました。
また、本作後はNetflix の『愛の不時着』で韓国のコスメを密売する北朝鮮のクムスン役を好演しました。
ジナを支えるトレーナーのテス役パク・ソビンは、父親が名優ペク・ユンシクという2世俳優。ジナの場面の撮影が押して時間がないなかで、見事、ワンテイクで撮影をやりきって監督を感心させました。最新作はBLドラマ『Wish You〜僕の心のなか、きみのメロディー』(Netflix)で新たな一面を見せています。
また、ボクシングジムの館長を演じたオ・グァンノク は『太王四神記』(07)をはじめ韓国ドラマではお馴染みの名脇役です。
「私の闘いは、まだ終わらない」というジナのモノローグ。韓国で暮らす脱北者たちのたどり着いた先に、希望はあるのかを問いながら、母娘の絆、恋愛の要素を加えた社会派エンタメ作。
韓国ドラマ沼の住人にとってはぜひ押さえておきたい作品です。
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