撮影の苦労は？愛犬リタのエピソードも！ユ・ヨンソク主演映画『マイ・ハート・パピー』舞台裏インタビュー

15年ぶりとなるチャ・テヒョンさんとの共演「演技をする必要がありませんでした」

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チャ・テヒョンさんとドラマ『総合病院2』以来の共演です。二人の良い関係性が映画にあらわれていたように思いますが、ヨンソクさんご自身はどう思われますか。

そうですね。『総合病院2』ではじめてチャ・テヒョンさんと縁があり、それからも親しくしていました。

そのため今回の映画では、親戚の兄弟という関係ですが、特に演技をする必要がなく、親しい親戚の姿が自然に出てきました。テヒョンさんは、とてもセンスが良く親切で、後輩の面倒を見てくれる俳優なので、とてもありがたかったです。

共演者がチャ・テヒョンさんだとわかったときの心境を教えてください。

久々に映画という形でお会いできる思い、ときめきましたし、親戚関係と聞いてさらにこの映画に出演したくなりました。

ほかにもウ・ドファンさんやキム・ユジョンさんなど、たくさんの豪華な俳優さんが出演されていますね。

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画像：済州島で多くの犬たちと暮らすアミン役のキム・ユジョン

短いシーンにも関わらず、本当にたくさんの俳優たちが、この映画の持つメッセージや保護犬を支持する気持ちに共感して出演してくれました。とてもありがたく、感謝の心を持って撮影しました。

ここからは、愛犬リタについてお伺いします。ヨンソクさんご自身も保護犬の里親となり、共に過ごされていますが、はじめにリタを引き取ろうと思われたきっかけを教えてください。

（C）Kboard編集部

この映画を撮りながら、より保護犬への関心が高くなり、撮影後に私も助けられる犬がいないかな、とSNSで保護犬の写真を見るようになりました。

以前、ある映画で縁のあった団体があげていたリタの写真を見つけ、一回見たら何度も思い出すようになったんです。それで引き取ろうと決めました。

リタを迎え入れてから、「家族になったな」と感じたエピソードはありますか。

寝るときに部屋にきて、僕のベッドに寝るんです。「一緒に寝ようよ！」という感じてやってきて、横になります。本当に自然にそうするんです。そのとき「家族だな」と感じます。

なぜなら、初めて（リタが）家へ来たときは、ゲージから2週間ほどでてきませんでした。洞窟の中にいるように閉じこもって、僕が居るときはごはんも食べず、という状態だったからです。

保護犬を迎え入れたらまずは、「一緒に何かをするというより、待つべきだ」と聞いていたので、ごはんだけ置いて見ないようにする日々が続きました。

それから時間が経ち、今ではベッドまで走って一緒に寝るのを見て、「家族になったんだな」と実感しています。

ヨンソクさんがリタの里親になられたように、これから保護犬と家族になろうと考えている人へどんなメッセージを伝えたいですか。

保護犬たちは大小関わらず心や体に傷を負っていることがありますが、人間もそうであるように、愛と関心を注げば治癒され、克服できる瞬間があります。

ですが、それには時間が必要です。待つことのできる心の余裕があれば、保護犬を引き取り、私のように幸せな時間を過ごせるので、勇気を出してもらえるといいと思います。