26歳のフリーターのチャン・グレは、息子の将来を心配する母親の伝手で大手商社のグループ会社「ワン・インターナショナル」のインターン社員に就く事ができた。
学歴なし、ビジネススキルなし、経験もないグレは、同期たちから10日遅れで入社した上に、配属先の営業3課のキム代理に、「26歳まで何してた。できることが1つもない」と言われ、自分の人生と向き合う事となる。
グレは、子供の頃から囲碁が得意でプロの棋士を目指していたが、父親が亡くなった後は棋士の道を断念。家計を支えるために、高校進学はせずにアルバイトに明け暮れていた。
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営業3課は多忙にも関わらず人手不足でだった。課長のオ・サンシクは海外出張中、キム代理は外回りでほとんどオフィスにおらず、チャン・グレは仕事を教えてもらう事すらできなかった。
オフィスでは海外から電話がかかってくるが、語学力もないグレは全く対応ができず、繊維課のインターン、アン・ヨンイに頼るしかない。
語学力に長けたヨンイは、インターン時から10億ウォンの大口契約を取り付けたやり手の女性だった。
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グレが学歴のないコネ入社だと知れ渡ると、同期から疎外されて孤立してしまう。
サンシクは、使えないインターンを育てる気がなかったが、専門用語を覚えるよう指示するとグレは優れた記憶力を発揮する。
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入社審査のプレゼン発表が行われ、グレは工場勤務のハン・ソンニュルと組む事になったが、彼は資料作りもせずにグレを利用してばかりだった。
正規採用を巡ってインターンたちが競い合う中、グレはソンニュルと衝突しながらも、独自の発想でプレゼンを乗り切る。
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2年の契約社員として採用されたグレは、再び3課へ配属され、新しい社員証を胸に将来への期待を膨らませる。
そんなグレにサンシクは、即戦力になるアン・ヨンヒを希望していたと話した。
それでもサンシクはグレを受け入れ、「とにかく踏ん張れ、踏ん張った者が勝つ。いつか完全に生きられるからだ。囲碁用語で“未生(ミセン)”と“完生(ワンセン)”がある。俺たちはまだ弱い石=ミセンだ」と活を入れた。
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やがて営業3課は、幹部からの圧力、社内のパワーゲーム、不法な接待、賄賂や裏取引の不正などの問題に直面していく。
1つの企業から浮き彫りになる社会問題を、上司と部下の両方の立場から描いている。
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『ミセン-未生-』は、ドラマならではの名セリフ、重厚なストーリー展開、秀逸な人間ドラマが評判です。
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