彼らが狙うのは国の造幣局。
造幣局に突如現れたのは、赤いフード付きのツナギにスペインの画家画家サルバドール・ダリのお面を被った武装集団！
強盗団は人質をとって造幣局を占拠します。
彼らが最初に行ったのは、何と金庫にある現金を奪う銀行強盗として警察を呼びよせます！
これも教授の計画の一部でしたが、警察が発砲した事から銃撃戦が起こりました。
血を一滴も流さないというルールに早くも綻びが出てきます。
銀行強盗と見せかけた強盗団ですが、本当の目的は造幣局に立て籠もる事。
ナイロビは、造幣局の印刷機を稼働させ、新札を24億ユーロ造り上げていきます。
人質にも強盗団と同じ格好をさせ、紙幣印刷と逃亡用の穴掘りをさせて働かせる事によって共犯者にしていくのです。
さらに、最新の電気機器や無線を一切遮断し、追跡できないアナログ形式でやり取りします。
１時間でも長く立て籠もる事によって多くの紙幣を刷ることが重要！
人質には、社会見学に来た高校生たちの中に英国大使館の娘がいます。これも計画の一部。
簡単に手の出せない重要人物がいる事から人質対策チームと駆け引きがはじまり、あの手この手で時間稼ぎをしていく教授と強盗団。
さらに教授は、偽名を使って人質交渉人と接触して捜査をかく乱させます。
「主犯がすぐ近くにいる！」そんな緊張感の中で、特別部隊と強盗団が繰り広げる攻防戦はスリリング！
感情一つが命取りになると考える教授は、恋愛禁止のルールを作りました。
それも構わず恋仲になったトーキョーとリオは、嫉妬からトラブルが勃発し、捜査官側に身元がバレるという失敗を犯します。
造幣局の責任者は、逃げようと企んで不倫相手の女性職員を利用しますが、ベルリンにバレてしまいます。
ベルリンはデンバーに女性職員を殺すように命じますが、デンバーは彼女を殺さずに匿いました。
やがて女性職員はストックホルム症候群に陥り、デンバーと男女の仲になっていき、不倫相手との三角関係に父親モスクワも巻き込んでとんでもない事態を招いていきます。
そんな教授も、交渉人と親密な関係になっていくという恐ろしい展開に・・・。
強盗団、特別部隊、人質の思惑が交錯し、立て籠もり計画は混乱を極めていきますが、教授の戦術によって危機を回避していく強盗団たち。ラストまでどうなるのかドキドキハラハラするドラマです。
オリジナル版はシーズン1（全13話）とシーズン２（全9話）が続きものになっているので、シーズン２まで一気見することをオススメします。
スペインオリジナル版と韓国版を比較しながら楽しんで観ましょう！
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