2023年12月に配信開始となったNetflixシリーズ『京城クリーチャー』。
主演を務めたのはパク・ソジュンとハン・ソヒ。
今をときめく旬の二人の共演と、『梨泰院クラス』から約3年ぶりとなるパク・ソジュンのドラマ出演ということで配信前から大きな注目を集めました。
1945年、春の京城(ソウルの旧称)を舞台としたサスペンススリラー『京城クリーチャー』。
パク・ソジュンは、質屋・金鈺堂の社長で京城一の情報通、チャン・テサンを演じました。
物語は、チャン・テサンが石川警務官(キム・ドヒョン)から行方不明の明子という女性を探すように命じられたことから展開していきます。
明子を探す過程で、チャン・テサンは、トドゥクンと呼ばれる失踪者捜索を生業とするユン・チェオク(ハン・ソヒ)と出会います。
そして、人間の欲が生み出した恐ろしい陰謀に巻き込まれていく…というストーリー。
閉鎖された病院からの脱走劇、恐ろしい怪物からの逃走劇…とアクションもみごたえたっぷりの作品となっています。
パク・ソジュン、ハン・ソヒのほかに、ウィ・ハジュン、キム・スヒョン、キム・ヘスク、チョ・ハンチョルなどが出演しています。
華やかさを纏いながらも日本統治下の中でピリピリとした雰囲気に包まれている京城。
チャン・テサンは、そんな京城で一見成功しているかのように見えますが、幼い頃に母を亡くし、厳しい世界の中で生き残るために必死に踏ん張ってきた青年です。
予想もしない恐ろしい陰謀の存在に気付き、巻き込まれていく中で、チャン・テサンはさまざまな表情・変化を見せていきます。
生きるために自分のことしか考えせざるを得なかったチャン・テサンですが、ユン・チェオクと共闘する中で「守りたいもの」を見つけていきます。
こうしたチャン・テサンの姿は、ただかっこいいだけではなく繊細さやもろさを纏っており、形容しがたい魅力がありました。
『梨泰院クラス』で演じたパク・セロイが「ついていきたくなる男」だとすれば、今回『京城クリーチャー』で演じたチャン・テサンは「一緒に支え合っていきたい男」といえるでしょう。
『梨泰院クラス』によって、「信念を持ったまっすぐでかっこいい男」というパブリックイメージが定着したパク・ソジュンですが、『京城クリーチャー』では哀愁や憂いを帯びたかっこよさを示してくれたように思います。
どの作品でもかっこよさを感じさせてくれますが、作品に応じてさまざまなかっこよさがあることを証明してくれるパク・ソジュン。
かっこよさの引き出しが豊富であることこそパク・ソジュンの魅力といえるでしょう。
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