甘みがあるなつめは、漢方薬にも配合される食材。
なつめは不安感を和らげ、胃腸の調子を整える食材と考えられています。
そんななつめを使ったなつめ茶は、季節の変わり目にぴったりの飲み物！
気持ちが落ち込んで眠れない時や食欲不振の時にやすらぎや元気を与えてくれます。
更年期のイライラや不安感などにもよいといわれています。
心が疲れたときには、ほっと一息つけるあたたかいお茶がおすすめ。
身体だけではなく心の疲れも感じたときには、ぜひ”あたたかい”なつめ茶を飲んでみてくださいね。
五味子茶（オミジャ茶）は、韓国で昔から親しまれてきたお茶のひとつ。
モクレン科チョウセンゴミシの赤い果実を「オミジャ（五味子）」と呼び、韓国では昔からお茶をはじめ、お菓子やお酒の材料として使われてきました。
乾燥させたものは漢方薬としても用いられています。
五味子茶は、そんなオミジャを水に浸して成分を抽出したもの。
その名前のとおり、酸味・苦味・甘味・辛味・塩味の5つの味が含まれていることが大きな特徴。
飲む人によって感じる味が変わる、という不思議なお茶でもあります。
そのため、五味子茶を飲めば体調がわかるともいわれています。
【酸味】
・イライラ、喉のつまり、胸苦しさ、生理不順、眼精疲労、めまい、爪の荒れ、顔のほてりなど
【苦味】
・動悸、寝汗、のぼせ、口の渇き、手足の冷え、不眠、疲労感、口内炎など
【甘味】脾臓、
・食欲不振、腹部の張り、下痢、軟便、むくみ、汗のかき過ぎなど
【辛味】
・息切れ、汗をかきやすい、肌の乾燥、鼻づまりなど
【塩味】
・頻尿、記憶力の低下、白髪、抜け毛、生殖器のトラブルなど
あくまで漢方や薬膳の観点なので、医学的に体調不良が見つけられるというわけではありませんが、お茶から身体のコンディションを確認できるのはおもしろいですよね。
気になる方は、どんな味を強く感じるかぜひ試してみてください。
韓国グルメは、美容にも健康にも優しいグルメがたくさん！
身体に優しい食事や食材を意識することで、日々の食事がますます楽しくなるはずです。
食欲の秋だからこそ、韓方を意識したグルメで身体を労わってみてくださいね！
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