SEOUL, SOUTH KOREA - AUGUST 25: MIDO brand ambassador, actor Kim Soo-Hyun is seen at the MIDO 'Multifort TV Big Date' collection launch event at Lotte Department Store on August 25, 2023 in Seoul, South Korea. (Photo by Han Myung-Gu/WireImage)
KBSにて2015年5月15日～2015年6月20日まで全12話で放送されました。残業は当たり前、徹夜はオプションと呼ばれるほど過酷なバラエティ番組班が舞台のリアル度100％の芸能ドラマと呼ばれています。
脚本は「星から来たあなた」などヒット作を連発するパク・ジウン、演出は「フルハウス」や「君はどの星から来たの？」などでおなじみのピョン・ミンスと「ギャグコンサート」のソ・スミンが手がけました。
またKBSの人気バラエティ「1泊2日」や音楽番組「ミュージックバンク」などの芸能バラエティが番組内で重要な話題として登場し、さまざまな芸能人たちがカメオ出演したことでも話題を集めた作品です。
2015年には第8回コリアドラマアワードで大賞、演出賞を受賞。また同年のKBS演技大賞では大賞、ミニシリーズ部門優秀俳優賞、ネチズン賞、ベストカップル賞を受賞し、大きな関心を集めました。
大学時代に好きだった先輩がKBS芸能班に入社したことを知ったペク・スンチャン（キム・スヒョン）は、自身もKBSに入社。大学時代は秀才で何でもこなすスンチャンでしたが、芸能班では全く通用しないことに気づきます。
入社初日からミスを犯し、芸能班のお局タク・イェジン（コン・ヒョジン）に目をつけられ前途多難なスンチャン。
また、好意を寄せていた先輩は「1泊2日」のメインプロデューサーであるラ・ジュンモ（チャ・テヒョン）と付き合っていることが発覚し、まさにトホホ…な状況に立たされていました。
一方、ジュンモは視聴率低迷により「1泊2日」が打ち切りの危機に。レギュラー陣の交代や新メンバーの交渉に難航するなど、まさに頭を抱えてしまっている状況です。
「ミュージックバンク」のメインプロデューサーであるタク・イェジンは人気歌手のシンディ（IU）と衝突。こちらも一筋縄ではいかない状況が続いています。
実在するバラエティ番組・音楽番組を舞台に、プロデューサーという職業はどういうものなのか、厳しい現実、番組制作という産みの辛さなどをリアルに表現しています。
また、一緒に仕事をしていく中でイェジンに惹かれていくスンチャン、そんな気持ちは知りもせず、幼なじみでもあるジュンモにひそかに想いをよせるイェジン、スンチャンに惹かれるシンディなど、予測不可能な4人の恋愛模様にも注目です。
「1泊2日」担当のメインプロデューサー。入社8年目の中堅社員ですが、自分の代表作と呼べる番組はないどころか、担当の番組が打ち切りの危機にあうという役どころ。
チャ・テヒョンと言えば大ベテランの俳優ですよね。またそんな彼を一躍トップスターへと駆け上がらせたのは2001年に公開された映画「猟奇的な彼女」のキョヌ役ではないでしょうか。
日本でもリメイク放送されるなど、韓国好きで知らない人はいない作品です。韓国でも公開後6週間連続1位、当時歴代4位の興行収入を記録するなど大ヒット作となりました。
この作品でチャ・テヒョンは第22回青龍賞で新人男優賞を受賞しています。
その後は継続して作品に出演しながら、バラエティ番組にも出演しており気さくな人柄で愛されています。
音楽番組担当中堅プロデューサー。入社当初は男だらけの芸能班に入職し、プロデューサーにしてはキレイだと人気者でした。
現在は「ミュージックバンク」のメインプロデューサーとしてバリバリと仕事をこなす女性です。一方、幼なじみでもあるジュンモをひそかに思い続ける可愛らしい一面も持っています。
そんなイェジンを演じたのはコン・ヒョジン。スカウトされCMに出演、モデルとして活動を始めました。
女優デビューは1999年の「少女たちの遺言」。その後2003年に主演した「サンドゥ、学校へ行こう！」で知名度を上げました。
2011年に出演した「最高の愛～恋はドゥグンドゥグン～」では第48回百想芸術大賞で最優秀演技賞を受賞。その後も出演する作品はヒットを連発し、今では「視聴率女王」と呼ばれるほどです。
また2019年に出演した「椿の花咲く頃」ではカン・ハヌルと共演。視聴率23.8％を記録し、KBS演技大賞で大賞を受賞しました。
プライベートでは2022年に歌手のケビン・オとの交際が発覚、同年結婚し、公私ともに順調な女優の一人です。
あこがれの人を追いかけてKBS放送局に入社した新人社員。学生時代は秀才と呼ばれ、勉強もそつなくこなす学生でしたが、テレビ業界では全く通用せず…。
日々「バラエティ」を勉強しながら仕事をこなしていきますが、お局であるイェジンに目をつけられてしまう始末。しかしイェジンと仕事をしていく中で、少しずつ自分の気持ちに気づいていきます。
そんなスンチャンを演じたのはキム・スヒョン。もう韓国ドラマ好きの方にはおなじみの俳優ですよね。
2007年にオーディションに合格し、芸能界デビュー。
2011年に出演したKBSドラマ「ドリームハイ」ではKBS演技大賞で新人賞、ベストカップル賞、人気賞を受賞するなど演技の才能を惜しげもなく発揮。世間に名を知らしめました。
その後も話題作に次々と出演し、2012年には「太陽を抱く月」で主演。同年には「10人の泥棒たち」でスクリーンデビューも果たしました。
2017年には軍入隊、訓練生としても模範生で師団長から優秀賞をもらうほどだったそうですよ。
2019年に除隊し、2020年に放送された除隊後復帰作「サイコだけど大丈夫」は世界190カ国で同時放送されるほどのヒットとなりました。
10年目の歌手。芸歴がとても長く23歳ながら冷めている一面を持っています。
もう説明の必要がないくらい、IUと言えば歌手としても女優としても有名ですよね。
「国民の妹」と呼ばれるほど絶大な人気を誇っています。
歌手としては2008年のデビュー後ヒット作を連発し、コンサートを行えば超満員。また、2010年「ドリームハイ」で女優デビューを果たし、その後「最高です！スンシンちゃん」で初の主演を務めます。
その後も「麗～花萌ゆる8人の皇子たち～」「ホテルデルーナ～月明りの恋人～」「マイ・ディア・ミスター～私のおじさん～」などに出演。いずれもヒットを記録しています。
またプライベートではイ・ジョンソクとの熱愛が2022年に発覚、その後熱愛を認め、公開恋愛を行っています。
実在する番組が登場する「プロデューサー」。そんなこともあり、カメオ出演も豪華すぎるんです。
ここではその一部を紹介。まだまだ豪華な芸能人が出演しています！
どんな人が出ているか確認しながら見るのも楽しいと思いますよ。
スンチャンの大学の先輩でスンチャンの片思い相手。芸能班のプロデューサーで、ジュンモの交際相手でしたが別れた後は退職してしまうという役柄。
テホが仲のいいフリをするも、インタビューで「そうでしたっけ？」とばらしてしまう場面で登場。
3話の「こんにちは」でのパロディーに出演。
バラエティ番組「1泊2日」のメンバー交渉相手として出演。チョン・ヒョンムが出演時には高額の出演料を要求され、不発に終わっています。
「1泊2日」の新メンバーとして出演。
9話でラジオプログラム「キスザラジオ」の進行として出演。
シンディのアンチファンでアンチのファンクラブサイトの運営者でしたが、実際にシンディを見てからは大ファンに変身。
一部のみのご紹介になりましたが、他にもたくさん出演していますので、要チェックです！
全12話で放送されたプロデューサー。平均視聴率は12.5％を記録しました。
最低視聴率は第1回の10.1％で、初回から10％を切らなかったことは驚きですよね。
最終回の第12回には最高視聴率である17.7％を記録。
コン・ヒョジンやキム・スヒョン、チャ・テヒョン、IUが共演しただけでなく、豪華なスターたちのカメオ出演もかなりの関心を集め、放送中は韓国で高い人気を得ていた作品だということが分かります。
過去にはDATV、衛星劇場、フジテレビTWO、KBSWORLDなどの衛星放送や2016年にはBS11の地上波でも放送されていましたが、残念ながら現在は地上波での放送予定の情報はありません。
しかしご心配なさらず！
現在は動画配信サービスを使用すれば視聴可能です。これはうれしいですよね！
現在はAmazon Prime VideoやNetflixなどの動画配信サービスで視聴することが可能です。ぜひ動画配信サービスを利用して、韓国だけでなく世界で高評価を得た「プロデューサー」を視聴してみてくださいね。
いかがでしたでしょうか。今回はチャ・テヒョン、コン・ヒョジン、キム・スヒョン、IUが共演したヒットドラマ「プロデューサー」についてお伝えしました。
実際に放送されているバラエティ番組「1泊2日」や「ミュージックバンク」を舞台に、テレビマンの日常やプライベートをリアル度100％で放送し、高視聴率を連発しました。
また、豪華芸能人たちがたくさんカメオ出演したことでも話題となった作品。
ストーリーはもちろんのこと、カメオ出演する芸能人たちにも注目して、ぜひご覧ください！
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