2007年に中国全土で放送されたドラマ。
原作は、1980年に香港で放送され高視聴率を記録したドラマ『上海グランド』。
1996年にレスリー・チャンとアンディ・ラウ主演で映画化された後、再びテレビドラマとしてリメイクされました。
主人公のシュウ・ウェンチャンを演じるのは、中国の人気俳優であるホァン・シャオミン。
日本でも高い知名度と人気のホァン・シャオミンのハードボイルドな姿が、とても魅力的です。
『新・上海グランド』は、原作ドラマと同様に、中国の全ての放送局で記録的視聴率を達成するほどの大ヒットとなりました。
日本で放送されて以降、日本でも人気の高い作品です。
舞台は、1920年代の上海。
愛国ナショナリズムに溺れる時代、上海にやってきたシュー・ウェンチャン。
貧しい町で育ちいつか成功することを夢見る、梨売りのディン・リー。
ウェンチャンは、リーと出会います。
ウェンチャンとリーは、偶然にも上海で最も強い力を持つマフィア・ジンヤオの娘であるチェンチェンを助けることに。
その際に争った仲間の逆恨みを受けて、リーの家が放火の被害に。
家にいたリーの母親を火事から助けたことで、ウェンチャンとリーは義兄弟となります。
そして「共に生き、共に死す」と誓うのでした。
ジンヤオの娘・チェンチェンは、ウェンチャンたちに助けられた話をし、ジンヤオはお礼をするため2人を探し始めます。
ウェンチャンは、かつての恋人であったイェンユンを訪ねると、彼女はジンヤオの愛人となっていました。
イェンユンからの紹介を一度は断るも、自力で仕事が見つからないウェンチャンは、結局イェンユンの紹介で劇場で働かせてもらうことに。
劇場では、アビンが劇場のマネージャーとして働いていました。
アビンは表向きとは別に、裏の仕事を持っています。
裏の仕事とは、埠頭の荷物運びの責任者です。
裏で行っている仕事のことを知っているウェンチャンが目障りなアビンは、ウェンチャンを殺すため町でリーに暗殺を依頼します。
リーが暗殺に向かうと、暗殺のターゲットがウェンチャンだということを知り、リーはその場から逃げ去ってしまうのでした。
ウェンチャンを暗殺できなかったリーは、アビンに捕まってしまいます。
リーが捕まっていると知ったウェンチャンは、リーを助けるため1人敵地に乗り込むのですが……。
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