チャン・ティエンアイ主演！ドラマ『太子妃 狂想曲<ラプソディ>』のあらすじ、キャスト、視聴方法まとめ

『太子妃 狂想曲<ラプソディ>』ってどんなドラマ？

女好きプレイボーイがタイムスリップした拍子に皇太子妃に生まれ変わってしまい、絶世の美女となってイケメン皇太子たちと恋愛を繰り広げる様子をコミカルに描いた中国ドラマ『太子妃 狂想曲<ラプソディ>』。

元々は皇太子妃に興味がなかった皇太子が、妃の中身が男の主人公に入れ替わった途端、徐々に興味を示し始める所が非常に面白いポイントです。
ヒロインの中身が男性ということもあって、特殊なBL要素もあるため、BL好きな人にもおすすめの作品となっています。

そして、本作のもう1つの特徴は感動のエンディングが複数パターンあるところです。
DVDの特別付録などで確認可能ですが、前半のコメディ色が強い展開から一転して、後半は王道恋愛ドラマさながらの泣けるシーンが盛り沢山です。

この作品を観ることで、全てを超越した愛の形の1つを知ることができます 。

『太子妃 狂想曲<ラプソディ>』のあらすじ

いつも女遊びばかりしている張鵬(チャン・ポン)は、その日の夜もパーティ会場で女性を物色していました。

その会場に彼へ恨みをもつ3人の女性が入ってきます。
彼女たちは張鵬の姿を見つけると、逃げられないように取り囲み、彼をプールサイドへ追い込みました。
窮地に立たされた張鵬が慌てた拍子に、近くにいた美女が足を滑らせてプールの中へ落水します。
美女を助けにプールへ飛び込んだ張鵬でしたが、溺れる美女のヒールが頭に突き刺さり、そのまま水中で意識を失ってしまうのです。


トイレに行きたいと思って目覚めた張鵬は、何やら様子がおかしいことに気づきます。
自分の胸が膨らんでいて、今いる部屋も見覚えが全くないのです。
鏡に映った自分の顔や下半身を確かめた張鵬は大きな悲鳴を上げて、恨みを買った女性たちによって強制的に性転換手術を受けさせられたと誤解してパニックを起こします。

騒ぎを聞きつけた緑籬(ルーリー)が部屋に来て、親し気に話しかけてきました。
彼女は張鵬が生まれ変わった姿の皇太子妃・張芃芃(チャン・ポンポン)の身の回りの世話をする侍女です。

「誰だお前は？」と返す張鵬。

自分の事を全く覚えていない事にショックを受けた緑籬は、すぐに医者を呼んで診てもらうことにします。
状況が全く飲み込めない張鵬でしたが、診察中の会話の中で自分がタイムスリップして皇太子妃に転生した事実に気づくのです。

女好きの自分が女に転生してしまった現実を受け入れられない張鵬は、死ぬことができればまた戻れると考えてあらゆることを試しますが、全て緑籬によって邪魔されてしまい自殺することができません。

自殺が無理なら死罪になればと考えて、皇太后の前で不祥事を起こした趙王妃・江映月(ジャン・インユエ)の罪を被ろうとします。
しかし、その姿が健気に江映月を救おうとしている姿に映り、逆に皇太子妃としての株を上げてしまう始末。


悪夢だと思い込んで現実逃避しても変わらない事実に、思い悩むことを諦めた張鵬は皇太子妃としての生活を楽しむことにします。
まずは美女揃いという噂の後宮の妃たちを集めて、男の下心を丸出しで彼女たちと接触していくことにしました。
そんな中、月のモノが来てしまい、女性の大変さを認識した張鵬は……。