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出典元：Amazon prime video
幼い頃に両親と死別し、酒造りを生業とする夫婦の元で育った、活発で好奇心旺盛な主人公チャングム。
ある日、晋城大君に酒を届けた彼女は、女官になりたいと願い出ます。
その願いが叶い、女官見習いになるため、訓練を受けます。
憧れの宮中に上がり、希望に胸を膨らませるチャングムでしたが、周囲からは身分の違いのせいで、仲間外れに。
しかし、持ち前の器量と才能で、過酷な状況にも果敢に立ち向かい、尚宮に叱られながらも着実に成長を遂げていきます。
18歳になった彼女は、ある夜、仲間を助けるために宮中を抜け出したことがバレてしまい、王宮の隅にある薬草畑で働くことに。
そこでは、異国の香辛料や薬草の栽培を扱っていましたが、今まで栽培に成功したことは一度もなく、事実上、宮中を追放された人々が集まっている場所でした……。
しかし、諦めずにさまざまな工夫を凝らし、貴重な薬草を栽培することに成功。
褒美として水剌間に戻れることを許されます。
水刺間に戻って、正式な女官になるための最終試験を受けます。
数多くの困難に見舞われながらも、何とか窮地を脱し、ついに料理人として宮仕えすることが決定。
一方、文官ジョンホは、怪我をして意識を失っていた自分を助けてくれた、命の恩人を探し始めます。
ある日、体調が優れない王子のために、チャングムの育ての父トックが特別食を作ることに。
しかし、食事の後、王子の手足に麻痺が起こってしまい、トックは食事に毒を盛った疑いをかけられます。
チャングムは、育ての父の無実を証明するため、調査を始めます。
その症状が、食べ合わせが原因で引き起ったことを突き止め、身をもってそれを証明し、無事トックの罪は晴れるのです。
チャングムはこの事件以降、料理の師匠であるハン尚宮のサポートを受けながら、さらに才能を伸ばし、宮廷料理人として后や外国の大使からもその腕を認められるように。
しかし、これを良く思わないチェ尚宮は、自分の地位を脅かす彼女たちを、何とか引きずり下ろそうと画策します。
そんな中、王の体調が突然悪化し、床に臥せてしまうという事態が発生します。
原因が分からず宮中が混乱状態になる中、チェ尚宮の画策により、チャングムとハン尚宮が疑われることになります。
無実を訴える2人でしたが、チェ尚宮の周到な根回しもあり、身の潔白を証明することは不可能に……。
ハン尚宮はチャングムに想いを託すと、拷問を受けた末に命を落としてしまいます。
チャングム自身も重い処罰を受け、奴婢として済州島に流刑されます。
一方、自分の命の恩人がチャングムであることを知ったジョンホは、彼女に会うため、自らも身分を捨て、済州島へと向かうのです。
済州島で女医のチャンドクに出会い、女医であれば奴婢でも宮中に戻ることができると知ったチャングムは、ジョンホの援助を受けながら、医学の勉強に励みます。
チャンドクの厳しい指導に耐え、医女試験に合格したチャングムは、その後も数々の苦難を乗り越え、ついに王の主治医に任命されます。
しかし、度重なる病によって、王の体はもう限界を迎えていました。
さらに当時、王の主治医となった者は、その王の崩御と共に死罪になるということが決まっていたのです。
自分の死によって、聡明で才能に秀でたチャングムまでもが命を落としてしまうことを憂いた王は、死の直前にチャングムを主治医から外します。
そして、チャングムとジョンホが思いを寄せ合っていることを知った王は、2人がそばにいられるように取り計らったあと、息を引き取ったのでした。
その後、王命により身分は回復され、再び宮中に戻ることを后から提案されたチャングムとジョンホ。
しかし彼女は、宮中には戻らないことを心に決め、ジョンホと共に朝鮮という新しい土地で、医女としてのキャリアをスタートさせるのでした。
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