突然の事故により、子供の頃の精神状態に戻ってしまった野心あふれる検察官とその母親。思わぬ運命に直面した二人は、親子関係の修復に向けた長い道のりを歩き始める。
子どものために「悪い母親」にならざるをえなかった母親と、ある日事故で記憶を失ってしまった親子のきずな修復ストーリー『良くも、悪くも、だって母親』。
序盤から繰り広げられる母親役のヨ・ミランとのトゲのあるセリフの応酬は圧巻で、第一話からグッと引き込まれてしまいます。
実力派の2人による演技はホンモノを感じさせ、信頼を積み重ねる過程は切なさと愛おしさが満載。中でもイ・ドヒョンは一人二役といえる全く違ったキャラクターを見事に演じ分け、変化する繊細で未熟な感情を巧みに演じています。
足が不自由な車いす姿の少年~頭脳明晰な検事まで、イ・ドヒョンでなければ演じ切れなかったであろうチェ・ガンホという難役。特に母を偲ぶシーンは渾身の演技で視聴者の涙腺を刺激し、どっぷり感情移入させられます。
ガンホの人生を立体的に表現し「やはりイ・ドヒョン」と思わせてくれる、ブレることのない安定した演技は同作でも健在。
ヒューマンに加えサスペンス、復讐、さまざまな要素がふんだんに盛り込まれた秀逸な台本との完璧なシナジーで最高視聴率12.0%を記録した、イ・ドヒョンの新たな代表作です。
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