見たらスッキリ！チソン主演韓国ドラマ「悪魔判事」を徹底解説

悪魔判事ってどんなドラマ？

「ボスを守れ」「キルミー・ヒールミー」「知ってるワイフ」「医師ヨハン」などヒット作に続けて出演した俳優チソンが2年ぶりに主演を務めた韓国ドラマ「悪魔判事」。
また、GOT7のメンバーとしても知られるジニョンはヨハンを監視するキム・ガオン判事として出演しています。

悪魔判事は「愛の不時着」などを制作したスタジオドラゴンによる作品で2021年7月から全16話で放送され、日本でも2023年にBS朝日で放送されています。
演出は「赤い月青い太陽」のチェ・ジョンギュ、脚本は「ハンムラビ法廷～初恋はツンデレ判事！？～」のムン・ヨソクが担当。
リアルタイムで国民投票を行うという斬新なテーマにハマる人が続出し、韓国放送時には最終回に同時間帯視聴率1位を獲得。またTVドラマ話題性部門で3位を獲得するなど話題作となりました。

あらすじ

仮想のディストピア大韓民国が舞台。仮想の舞台がテーマなので判事たちの服装も現実のものとは違うものになっているんですよ。劇中でチェックしてみてくださいね。

韓国では正体不明の疫病が広がり、それはなんと2年にも及びました。その後疫病が収まり、国民投票型の公開裁判が始まろうとしています。
そのライブ法廷ショーで裁判長として法廷に立つことになったカン・ヨハン（チソン）は、政財界と大企業が関係する事件を初の公判で扱うことに決定。

それに伴い、キム・ガオン判事（ジニョン）はヨハンが怪しい動きをしていることに気づき、広域捜査隊の刑事ユン・スヒョン（パク・ギュヨン）と共に過去を探ろうとします。
誠実で優秀な裁判官に見えるヨハンには実は大きな秘密がありました。

また一方では社会を裏で操作する組織があり、理事にはチョン・ソナ（キム・ミンジョン）がいます。
実はヨハンとは元恋人同士という役柄ですが、敵か味方か…。詳しくはドラマをチェックしてみてくださいね。

主要キャスト

カン・ヨハン役　チソン

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スター判事であり、ライブ法廷ショーの裁判長を務めるカン・ヨハン。
貴族的な雰囲気で大富豪の相続者ですが、彼については謎ばかり。本当の姿を知る者は誰もいないと言われていますが、実は捨て子で養子。

父親から地下室で生活するよう強要され、学校でも幼少期から浮いた存在でした。
しかし、自分の行動によって同級生が壊れていくのを見て楽しみを見出してしまうような子供だったのです。
そんなヨハンは自分の本当の姿を隠してスター判事となり、公開裁判を進めていきますが…。


そんな陰のある役を演じきったのはチソン。韓国ドラマ好きにはおなじみの俳優ですよね。
実はスポーツも万能で中学までは野球選手を目指し、スカウトが来るほどだったそうです。しかし、高校時代に「レインマン」を見て俳優を志すようになります。

父親の反対により大学は哲学科に入学したものの俳優の夢を諦めきれず、制作会社に電話をかけオーディションまでこぎつけ出演を勝ち取ったというチソン。
そんなきっかけから1999年に「カイスト」でドラマデビューを果たします。2001年には「華麗なる時代」で主演を務めました。
それ以降も話題作に次々と出演し、日本でも広く名が知れ渡りました。

2011年にはSBS演技大賞で最優秀演技賞やベストカップル賞、10大スター賞などを受賞し、その後もたくさんの賞を受賞するなど、演技力ピカイチの俳優です。
プライベートでは2004年から放送されたSBSドラマ「ラストダンスは私と一緒に」で共演したイ・ボヨンと結婚。2人のお子さんのパパでもあります。
2023年の今年、結婚10周年としてグラビア撮影を夫婦そろって行い、韓国芸能界きってのおしどり夫婦としても知られています。

キム・ガオン役　ジニョン

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モデル裁判部の左陪席判事であるキム・ガオン。若くてイケメンとライブ法廷ショーに出演してから国民を魅了した判事です。

16歳のとき両親がマルチ商法の詐欺に遭い全財産を失います。父は自殺、母は病気で他界してしまい、一人で生きているという悲しい背景を持ちます。
ヨハンとは同じ家に暮らしながら信頼関係を築いていきますが、どうしても信じ切ることが出来ず、ヨハンの事を調べ始めます。


そんなキム・ガオンを演じたのはGOT7のメンバーとしても有名なジニョン。
2009年にJYPオーディションでJBと共に同率１位となり、JYPの練習生になります。
2012年にJBと共にJJProjectとしてデビューしますが、デビュー曲以降空白期間を経て、2014年にGOT7として再デビュー。その後日本デビューも果たしています。

2016年には映画デビューを果たし、ドラマにも続々と出演。
2019年には StarHub Night of Stars2019で韓国ドラマ男性キャラクター人気賞受賞、2020年にはアジアアーティストアワード (AAA)で俳優ポテンシャル賞と俳優人気賞を受賞し、俳優としてのキャリアも着実に積んでいます。
「悪魔判事」後の出演作「ユミの細胞たち シーズン2」での甘～い演技にドキドキした方も多いのではないでしょうか。
今後が楽しみな俳優の一人ですよね。

チョン・ソナ役　キム・ミンジョン

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カン・ヨハンの元恋人と噂され、唯一の宿敵であるチョン・ソナ。
ヨハンのことが好きで、ヨハンのためなら2階から飛び降りるなど肝っ玉の据わった女性です。

表では国民の信頼を得つつ、実は裏で社会を操る社会的責任財団の理事でもあります。
実はこの理事長の座も元理事長であったジョンハクを殺害して得たもので、欲しいものは絶対に手に入れるというような女性なんです。
また、素晴らしい話術の持ち主であり、人を操るのも自由自在という役柄です。


そんなソナを演じたのはキム・ミンジョンです。実は子役出身なのをご存じですか。
1990年MBCの「未亡人」でデビュー。その後子役から女優へと転身し、さまざまな作品で主要キャストを演じています。
子役時代の1992年にはKBS演技大賞で子役賞を受賞、2002年にはSBS演技大賞でニュースター賞、2004年にはMBC演技大賞で新人賞、2019年にはコリアドラマアワードで女性最優秀演技賞を受賞するなど、演技力の評価が高い女優です。