オープニングフィルムに選出された作品は、その名もずばり『韓国が嫌いだから（原題：한국이 싫어서）』。
韓国映画アカデミー出身のチャン・ゴンジェ監督のこの作品は、2015年に出版され大きな話題を集めた同名のベストセラー小説が原作となっています。
主演は、女優のコ・アソン。
韓国映画とは思えないタイトルが目を惹くこの作品は、韓国ヘイトというよりも「どのように生きるのか」という自問自答が丁寧に描かれた作品。
パートナーとの社会的・経済的な地位の違いがきっかけで、韓国を飛び出しニュージーランドに旅立った主人公。
主人公の姿を通して、現代の韓国社会、自分の人生の歩み方を考えさせられる内容となっています。
10月6日から配信開始となり、すでに日本のNetflixでもランキング上位に輝いているNetflix映画『バレリーナ』。
主演を務めるのは、『ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え』でトーキョー役を演じたチョン・ジョンソ。
監督のイ・チュンヒョン監督とは実は恋人関係♡
公開恋愛中の2人が『ザ・コール』に続いて再びタッグを組んだことも話題となっています。
大切な友人を死に追い込んだ悪人への復讐劇である『バレリーナ』。
その悪人は、『ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え』でチョン・ジョンソと共演したキム・ジフンが演じています。
キム・ジフンの悪役っぷり、激しいアクションにぜひ注目して観てみてくださいね。
日本だけではなく世界的に評価される映画監督となった是枝裕和監督の『怪物』も釜山国際映画祭の注目作品。
10月7日には、海雲台のKNNタワーKNNシアターで『怪物』の記者懇談会が開催され是枝裕和監督、子役の黒川想矢、柊木陽太が出席しました。
安藤サクラ主演のこの作品は、息子の行動がおかしくなったことを知って真実を知ろうと探る母親の物語。
『誰も知らない』『万引き家族』『海街diary』など心の機微を繊細に描くことに長けた是枝裕和監督の作品らしく、『怪物』も人間の心の中に潜む闇や歪みが描かれています。
韓国映画『ベイビー・ブローカー』の監督も務め、日韓で活躍する映画人となった是枝裕和監督の作品は、韓国映画ファンにもぜひ注目してほしい作品です。
現在開催中の第28回釜山国際映画祭の様子、関連ニュースについてまとめました！
国内外のスターが一挙にそろう釜山国際映画祭は見ているだけで楽しいですが、出品作品を1つ1つチェックしていくと映画の素晴らしさに改めて触れることができるはず。
話題作はもちろん、マイナーな良作までさまざまな映画作品が、釜山国際映画祭を盛り上げています。
韓国映画好きの方も韓国俳優がお好きな方も、歴史ある映画祭にもぜひ注目してみてくださいね！
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