ここからは、中国ドラマ『明蘭～才媛の春～』の1話から最終話まで全73話のあらすじを紹介していきます。なお話のネタバレを含むため、ご注意ください。
舞台は、北宋。名家の盛家に生まれたものの側室の子として母子ともに虐げられてきた明蘭。ある日父親の正室・王若弗の娘華蘭と東京忠勤伯爵・袁家の次男・袁文紹の結納が開かれることに。その場には、身分を隠して結納の宴に参加していた顧廷燁がいました。顧廷燁は盛家の側室の子である盛長楓と投壺勝負をして大きな騒動になります。盛長楓が負けそうになったとき、明蘭が投壺勝負に参加して顧廷燁に勝利しました。
身重の母親が食べ物や炭を減らされ虐げられていることを、父親に相談する明蘭。一方正室の子である盛長柏と顧廷燁が意気投合して船で宴会をしていたところ、顧廷燁を狙った刺客に襲われて、水に落ちてしまいます。寧遠侯爵家の顧廷燁が行方不明になったことで、大騒ぎになりました。顧廷燁の服を着た水死体も発見され、どうなるのかと続きが気になる展開に。
侍従仲懐と衣を交換していて、実は生きていた顧廷燁。顧廷燁は亡くなった白家当主の外孫で、白家を継ぐことになります。そのころ明蘭の母親である衛恕意は、側室の一人である林噙霜に貶められ、出産時に死亡しました。明蘭は、顧廷燁に医師の手配をお願いしましたが、間に合いませんでした。命を大切にして、目立たず、祖母のところにいくと母に誓う明蘭。ヒロインの母親が亡くなるショッキングな回です。
衛恕意の妹は、姉の不審な死に疑問を感じて、姪の明蘭を引き取りたいと申し出ます。しかし盛家の大奥様が、自ら育てると名乗ります。ちょうどその頃、皇帝の幼い皇子が死亡し、後継者問題が勃発していました。
明蘭は、盛家の私塾で他の兄弟と学び美しく賢い女性に成長しました。同じ学び屋で過ごすうちに、斉国公の嫡男の斉衡と想いを通わせますが、身分が異なることを引け目に感じて積極的になれませんでした。さらに林噙霜の娘である盛墨蘭は、自分こそ斉衡に相応しいと考えています。嫌な三角関係ですね。
顧廷燁も、同じく明蘭と同じ私塾で学ぶようになります。周りから成人していても嫁がいない不良だと想われていた顧廷燁は、白家の財産を浪費した疑いをかけられて、父親と仲違いをします。さらに明蘭は正室の娘である如蘭とともに、墨蘭の策略にはまり、父親に怒られました。墨蘭の悪女ぶりが、よい感じとの感想が多い回です。
顧廷燁は、父の意向に反して乳母を都から呼ぼうとしていました。そこに病弱な兄の顧廷煜が夫人とともに訪れ、顧廷燁を陥れようと画策します。一方如蘭と明蘭は、父親から3日間祠堂で膝をつく罰を受けていました。大奥様の取りなしで、行儀作法を習わせることを罰とすることで決着します。斉衡は、明蘭が私塾に来ないことにショックを受けていました。
斉衡の母親である平寧は、斉衡が盛家の三姉妹と結婚するのではないかと警戒していました。さらに顧廷燁は、呼び寄せた乳母から父親が母と結婚した理由は、お金が目的だったと聞かされます。顧廷燁のお家事情も複雑のようです。
顧廷燁は、側女で芸子をしていた朱曼娘と2人の子供をばあやに託しますが、ばあやは朱曼娘の性格の悪さを見抜いていました。一方明蘭は母親の妹と再会。衛恕意の元侍女である小蝶から事件の真相を聞いた母親の妹は、犯人を出し抜こうとしていました。
行儀作法の先生である孔氏は盛家の三姉妹のトラブルは、親の態度や不公平さにあると盛家に注意します。また明蘭の母親の妹は、真犯人を罠にはめ、林噙霜が見事引っかかりました。 。
孔氏の授業が終わり、盛家の三姉妹は私塾に戻ります。その際、明蘭が素晴らしい発言をして周囲から一目置かれるように。さらに斉衡は明蘭が自分に好意を持っている事に気が付き、彼女と結婚しようと考えます。科挙の前日、顧廷燁は朱曼娘のことで再び父親と揉めていました。
科挙の合否が発表され、盛家の正室の息子盛長柏以外は不合格。斉衡は、明蘭から励まされて気分転換します。その様子をみて、斉衡の母親は不機嫌になりました。さらに顧廷燁が楊無端を庇ったことが皇帝に知られて、本来合格だったのに落第にされ、50歳まで受験を禁止されたことが発覚します。
失意の顧廷燁は揚州で妻子と静かに暮らそうとしますが、官吏になれない顧廷燁に見切りをつけた朱曼娘が自ら顧家につかまりにいき、顧偃開を怒らせます。助けにきた顧廷燁は母親の死について父親を責めますが、父親の話と乳母の話には相違がある様子。さらにその頃盛紘が皇帝の命令で軟禁され、盛家は大混乱状態になりました。
家の危機に田畑やお店を売ろうと考えた林噙霜は、購入希望者の徐員外と交渉しているところを捉えられ、男と密通している疑いで盛家で監禁され、罰を受けることに。林噙霜と王若弗は激しく罵り合いますが、そこに盛紘が帰ってきます。女達の裏の顔をしった盛紘は、自らの境遇を嘆くのでした。
明蘭は、能力が認められて盛家の差配役に任命されます。寿庵堂の隣で新生活を始める明蘭でしたが、王若弗と林噙霜から侍女が派遣されました。ちょうどその折、子供ができるか悩んでいた盛華蘭が実家に帰ってきて、お墨付きをもらいます。
明蘭は、呉氏が催した馬球大会に参加します。優秀商品は親友である余嫣然の母親の形見でした。この大会には、斉衡も参加していて、明蘭と斉衡が見事に優勝して、形見のかんざしを取り戻します。
斉衡は、母親を説得して明蘭を正室にすると宣言します。しかし盛紘は斉衡の母親の怒りを買えば、その上にいる皇帝一族から処分を受ける可能性があると警戒している様子。その頃、顧廷燁は余嫣然を正室にして、分家しようと考えていました。しかし、結納品を持って訪れた余家には門前払いされてしまいます。
余嫣然と顧廷燁の婚約はうまくいかず、余家に朱曼娘が押し掛ける大騒動に発展。偶然余家を訪れていた明蘭が、朱曼娘を言い負かして事なきを得ました。余嫣然は故郷の婚約者と結婚が決まります。
余嫣然の妹である余嫣紅が、顧廷燁の正室に決まりそうになります。しかし、朱曼娘との関係が続くことを知り、結婚の話はなかったことに。そのことが原因で憤った顧偃開は、命を落としてしまいます。父親の死がきっかけで、周りから裏切られていると知った顧廷燁は、顧家を去りました。
顧廷燁はばあやの助言もあり、白家の財産を朱曼娘に秘密にして、一文無しになったと思わせて試しました。その結果、朱曼娘は顧廷燁の母親の形見を売って現金にしていたことが発覚。さらに天涯孤独のはずが、兄が生きていると分かります。朱曼娘は息子の書昌を連れて、兄と都を出ていきました。
息子を取り戻すため、朱曼娘を探す旅に出る顧廷燁。その頃斉衡は母親がよく思っていないのにもかかわらず、明蘭を母親と引き合わせて正室にすると宣言します。さらに暮蒼斎の侍女が騒ぎを起こし、王若弗が処罰をすることになりました。
盛長柏の結婚の日、斉衡の母親は斉衡と盛三姉妹との間に兄妹の契りを結ばせて、明蘭との結婚を認めない態度を明らかにしました。失恋のショックから熱を出した明蘭。その様子を見かねた大奥様が、盛家の本家がある宥陽に明蘭を移すことにします。その道中に、船が強盗に襲われてしまいました。
海に飛び込んだ明蘭を助けたのは、息子を探して旅に出ていた顧廷燁でした。顧廷燁のおかげで無事に盛家の本家についた明蘭は、いとこの盛品蘭と親しくなります。
大奥様は医者の賀弘文と明蘭の婚礼を進めたい様子ですが、明蘭にはその気がありません。さらに盛淑蘭が、夫と姑、そして側室の妓女である花娘に虐げられていると泣きついてきます。明蘭の助言で、賀弘文が妓楼の女将と面会することに。
明蘭の知恵により、夫と離婚できた盛淑蘭。そのような折、本家の大奥様が急逝して、葬式が執り行われました。その帰りに盗賊に襲われていた明蘭は、顧廷燁に助けられます。世の中が乱れてきているため、明蘭と大奥様は都に陸路で帰ることになりました。そのとき、密かに顧廷燁が明蘭一行を守っていたのです。
明蘭が帰宅すると、相変わらず斉衡は母親に反発しながら明蘭を正室に迎えたいと考えている様子でした。そのような折、明蘭の母親を診察した張医師と対面した明蘭。医師の話は、お腹の子が大きくなるまで、なるべく運動して食事内容に気をつけるようにと注意したということでした。実際には、林噙霜から運動を制限するようにいわれていたことに気が付く明蘭。
久しぶりに斉衡と再会した明蘭ですが、すっかり痩せている彼の姿を見て驚きます。また顧廷燁から楊貴妃のたとえ話とともに、2人は一緒にならない方がよいと忠告されました。さらに斉衡と明蘭の逢い引きを手立てした侍従が、斉衡の母親の命令で処刑されてしまいます。
斉衡は脅されて邕王の娘・嘉成との結婚を承諾します。明蘭はショックを受けますが、前線へ向かう顧廷燁が励ましにやってきました。
失恋のショックから体調を崩した明蘭のもとに賀夫人と賀弘文がお見舞いに訪れました。さらに永昌伯爵家の呉氏が、だらしない女好きの息子の正室に明蘭を迎えようと画策します。
盛墨蘭は、呉氏に気に入られた明蘭に腹を立てて、大げんかに発展します。明蘭は頬に切り傷ができ、盛墨蘭は当面の間、禁足を命じられました。盛墨蘭は、何としても玉の輿に乗りたいと考えている様子です。
コメントしてポイントGET！
コメントがまだありません。推し俳優や推し作品について語りましょう！！
あなたの好きな恋愛ドラマは？
