ファッション企業ザ・ワンのヨンウン(ソン・ヘギョ)らデザインチームは、海外ブランド、オリビエとの交渉のため、ファッションウイークに参加する。オープニングパーティーの夜、ヨンウンは一夜限りの男性とベッドをともにし、名前も告げないままその場を去る。
翌日、職場の上司であり友人でもあるチスク(チェ・ヒソ)に代わってお見合いの席へ出向くと、そこでカメラマンのジェグク(チャン・ギヨン)と出会う。早々と席を立ったヨンウンだが、仕事で問題が起きてジェグクの力を借りることになる。
ワンナイトラブから始まる『今、別れの途中です』。
すでに関係を持った男女が思いがけず再会し、恋仲に発展していくストーリー。
ファッション業界を舞台に、仕事を通して出会う大人の男女の恋愛が丁寧に描かれているドラマとなっています。
「大人のためのラブストーリー」といわれているだけあって、『今、別れの途中です』にハマる大人女子が続出!
なぜ大人がハマるのか、その理由からこの作品の魅力を探ります。
『今、別れの途中です』で描かれているのは、30代男女の恋模様。
ラブコメドラマにありがちなコミカルな描写は一切なく、リアルで落ち着いた描写が『今、別れの途中です』の特徴の1つでもあります。
大人の恋愛を無理に面白く誇張することなくリアルに描いているからこそ、主人公と同世代の30代、40代の女性の心に響くのでしょう。
ラブコメよりもしっとりとした切ないラブロマンスドラマを求めている方におすすめしたいドラマでもあります。
今作の舞台はファッション業界。
アパレルブランドのデザイナーとファッション専門のカメラマンのラブストーリーなだけあって、華やかなファッション業界が冒頭から登場します。
おしゃれで華やかな世界の中で描かれるストーリーは、観ているだけで華やかな気持ちに。
主人公のヨンウンをはじめ、登場人物のファッションもみどころの1つ。
ファッションのお手本になる点も、『今、別れの途中です』が大人女子の心に刺さった要因といえるでしょう。
恋愛に対してドライで合理的な価値観を持つ主人公のヨンウン(ソン・ヘギョ)。
ただ、彼女は最初からクールな価値観を持っていたわけではありません。
さまざまな経験の中で、悲しみや痛みを積み重ねてきたからこそ恋愛に対して憧れや期待を持つことを諦めた背景があります。
痛みを知ったからこそ若い頃のように恋愛に対してポジティブな感情だけを持つことができない…そんな人はきっと少なくないはず。
だからこそ主人公をはじめとする登場人物に共感できるポイントが多く、大人がハマってしまうのでしょう。
結婚だけが幸せの全てではない現代。
さまざまなライフスタイルが当たり前となりつつあります。
『今、別れの途中です』でも、結婚する気がない非婚主義のジェグク(チャン・ギヨン)をはじめ多様な人生の価値観が描かれています。
そんな現代にマッチする価値観がストーリーの要になっている点も、大人がハマる魅力の1つ。
そして、公式サイトの企画意図では
「別れとは終わりではなく、 私の愛の、私の人生の完成だから。」
と記されています。
誰しもが経験する「別れ」を魅力的に描く過程の中で、人生の歩みを考えさせてくれる『今、別れの途中です』。
現代社会に生きるわたしたちにとって共感したりリンクしたりする部分が多く、思わずのめり込んでしまう作品となっています。
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