ジンジュ、ウンジョン、ハンジュの3人は、同じ家で暮らす親友。7年来の恋人と別れたジンジュ、恋人を亡くしたウンジョン、シングルマザーのハンジュと、それぞれ波乱万丈な人生を送りながら30歳を迎えた。そんな中、脚本家を目指すジンジュに大きな仕事のチャンスが訪れる。有名ドラマ監督ボムスがジンジュの脚本「30歳になれば大丈夫」に興味を持ったのだ。しかしボムスの助監督がジンジュの元カレだったことが分かり…。
日本で“人生作(人生最高の作品)”と絶賛されている爆笑必至のラブコメ『恋愛体質~30歳になれば大丈夫』。あまりにもリアル過ぎるキャストの熱演、まるで見透かされているかのように気持ちを代弁してくれるセリフは恋に悩む30代の女子の胸を直撃。
筆者もヒロインと同い年のため、核心をついたセリフの数々に「わかる~!」と声を上げながら視聴した記憶があります(笑)
実は韓国での視聴率は最高1.8%と超低調。しかしながら、それぞれの感情に寄り添い、私たちの生活にシンクロした彼女らの日々は深い共感を呼び、口コミでその良さが広がったことで今では“隠れた名作”として挙げられることもしばしば。
『エクストリーム・ジョブ』のイ・ビョンホン監督らしい、単なる群像劇にとどまらない笑いとあたたかな人間模様、ホロっと泣けるエピソードの絶妙なバランスで、今を生きるアラサー女子たちの背中を押す一作です。
人間になることを目標に生きてきたシン・ウヨは、999歳の九尾の狐である。1000年を迎えるまでに玉に人間の精気を集めて、それが青く染まれば人間になれると言われている。一方、99年生まれのイ・ダムは言いたいことをはっきり言う今時の女子大生。ある日、ひょんなことからウヨの大切な玉をダムが飲み込んでしまう。その玉を取り出す方法を見つけるため、ウヨとダムのキケンな同居生活が始まる
タイトルにもあるように、“ラブコメあるある”の一つである同居から始まる鉄板のロマンス。加えて本作は外れなしの九尾狐が登場し、人間と恋に落ちる鉄板×鉄板の融合に成功し人気を博しました。
本作で印象的なのは映像美。神秘的なオーラを纏ったチャン・ギヨンとヘリの幻想的で甘いキスシーンは筆者も骨抜きにされ、うっとりするほどの美しさで何度も巻き戻したくなる名シーンが数々登場します。加えて、実際にも「付き合っているの?」と噂になった主演2人の息の合った演技は見事で、鉄板の設定ながら視聴者の心を掴んで離しません!
クスっと笑えてちょっぴり泣けるストーリーと、脇を固めるカン・ハンナ、ペ・イニョクといった若手美男美女も作品を盛り上げ、終始美しさが画面から溢れている満足度の高いラブコメ作品です。
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