1994年にミュージカル俳優としてデビュー。兄貴が映画に初めて登場したのは、2004年に公開の「風の伝説」です。しかし実質的なデビューは、翌年2005年公開の「天軍」でした。
順番が複雑になっているのは、撮影の順番によるもの。兄貴の場合は「天軍」を先に撮影した後に、映画「風の伝説」の撮影に入りました。
映画撮影の順で見れば「天軍」がデビュー作。映画公開の順で見れば「風の伝説」がデビュー作になります。
スクリーンデビュー後に、マ・ドンソク兄貴は着実にキャリアを重ねていきます。
2013年には、百想芸術大賞にて映画部門男女助演技賞男優賞を受賞。しかし現在のように世界的な知名度はなく、韓国国内だけにとどまっていたのです。
兄貴の名前が一気に広がったのは、2016年の「新感染 ファイナル・エクスプレス」。
襲いかかるソンビを素手で倒した男は、世界中で話題に。後にハリウッドにも進出し、世界的な大スターになりました。
マ・ドンソク兄貴を語る上で欠かせないのが、ハードなアクション。
兄貴のアクションは、30年も続けているボクシングの賜だったのです。
大スターとなった現在もボクシングを続けており、休みが入ればトレーニングをしているほど。強いに決まっています。
マ・ドンソク兄貴がボクシングを始めたのは、映画「ロッキー」の影響でした。映画「ロッキー」は、兄貴をエンタメの世界へも誘います。
上手く説明しろと言われても難しいものの、ロッキーとマ・ドンソクの間には見えない何かがあるのでしょう。不思議な共通点がありました。
マ・ドンソクもロッキーも、有名になる前には二重生活で生計を立てていた点。世間の注目を浴びるコンテンツに登場し、一躍有名になった点においても共通しています。
映画「ロッキー」に兄貴が惹かれたのは、運命的なものがあったのかもしれません。
韓国で絶対的な大スターとなったマ・ドンソク兄貴は、2021年にハリウッドへ。
MCUシリーズ「エターナルズ」へ出演を果たしました。世界的なMCUへの出演には、さすがの兄貴も少年のように喜びを爆発！
しかし、さすがのMCUでもハリウッドは甘くありません。「エターナルズ」の評価は苦々しいものになってしまいました。
苦いハリウッドデビューにはなったものの、兄貴の挑戦は終わりません。
「悪人伝」のハリウッドリメイクが決定。世界の兄貴になる日も遠くはないでしょう。
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