チャン・チェン主演！『運命の桃花～宸汐縁～』のあらすじ、キャスト、視聴方法まとめ

『運命の桃花～宸汐縁～』ってどんなドラマ？

5万年もの間眠り続けた天界の英雄と彼を生き返らせた少女。
本作は、決して結ばれる運命にない2人が、必死に愛を貫こうとするファンタジーロマンス史劇となっています。

中国の古典神話をベースに描かれた「桃花シリーズ」の第2弾となった本作。
シリーズの作品の中で唯一小説を原作とせず、脚本家がシナリオを手掛けたことで話題になりました。

主演には、サントリーウーロン茶のCMにも出演経験があり、日本でも知名度が高いチャン・チェンが抜擢。
『レッドクリフ』シリーズなど、映画を中心に活躍してきた俳優であるため、意外にも本作がドラマ初挑戦作となったそうです。
相手役を演じたニー・ニーとは、映画『雪暴 白頭山の死闘』以来2度目の共演となりました。

中国のレビューサイト豆瓣(ドウバン)で、2019年No.1時代劇に選ばれた本作！
その評判の高さから、「第4回 金骨朶網絡影視盛典」や「2020年 愛奇芸尖叫之夜」などのドラマアワードを総なめにするほど。
作品のクオリティやキャストの演技力が高く評価されました。

また、「第48回 国際エミー賞」にもノミネートされ、中国史劇の存在を世に広めるきっかけとなりました。

『運命の桃花～宸汐縁～』のあらすじ

桃林に住む丹鳥族の少女・霊汐。
決して外の世界に出てはいけないと言いつけられていました。

一方、彼女の育ての親である医仙の楽伯は、流雲上仙のために薬を用意します。
しかし、薬を届けてくれるはずの承晏が見当たりません。
一定の時間を過ぎると薬効が弱まると聞いた霊汐は、薬を届けるために外の世界に出てしまいます。

薬を届けるべく、天宮を訪れた霊汐。
招待状を持っていない彼女は、門の前で足止めされてしまいますが、護衛たちがよそ見をしている隙に中に侵入します。

しかし、なかなか流雲上仙を見つけることができません。
とうとう護衛たちに見つかってしまい、逃げている最中に氷の宮殿に迷い込みます。

宮殿内には、凍結して眠ったままの九宸がいました。
魔の手から天界を守る戦神・九宸は、神魂が傷ついてしまい長い眠りについていたのです。

ところが、霊汐が長生結という名の石を擦ると氷が溶け始め、戦神が5万年ぶりに目を覚ますのでした。

その頃、天宮では呑天獣が暴れ出し、戦いが勃発。
戦いに巻き込まれた霊汐は、呑天獣の仲間だと勘違いされ命を狙われるのです。
そんな彼女を助けに来てくれたのは、他でもない九宸でした。

結果的に捕らわれの身となった霊汐でしたが、家の恥になるからと素性を明かそうとしません。
そのため、益々疑いの目を向けられることに。

しかしこの一件は、霊汐の育ての親・楽伯が天宮に駆けつけたことにより収まります。
なんとか罰を免れたものの、桃林から出るのを禁じられてしまった霊汐。

一方まだ神魂が回復していない戦神は、医術を知る介添えが必要になり、霊汐をそばに置くことに……。