イム・シワン、パク・ヒョンシク、キム・ドンジュン、韓国ドラマ界をけん引するZE:A出身俳優に注目！

9人組ボーイズグループ＜ZE:A＞

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正式名称は『제국의 아이들(チェグケアイドル)』＜帝国の子どもたち＞。2009年、Mnetで放送されたリアリティ番組を通じてデビューした9人組。2010年9月には、日本でもデビューし、2012年にはユニット「ZE:A FIVE」でもCDをリリースするなど人気グループでした。
また歌手活動と並行して、バラエティやドラマに出演するメンバーも多く、個々にも活動をしていましたが、2017年1月、一部のメンバーが事務所を移籍したことで、グループとしての活動は現在休止状態です。(現在はメンバー全員がスター帝国を離れています)
ですが、最近2010年代のKpopが再評価されるブームが起きていて、ZE:Aの楽曲「後遺症」や「Mazeltov」も注目されています。
いずれのメンバーも「＜ZE:A＞は解散していない」と話していて、活動休止中の今も「仲のいいグループ」と言われています。今回は、その中から、現在俳優として活動しているメンバーをご紹介いたします。

イム・シワン

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イム・シワン（임시완/任時完）
1988年12月1日生まれ　B型

2012年『太陽を抱く月』(MBC)でヒロインの兄の少年時代を演じ注目を集めました。
2014年、会社組織をリアルに描き、社会現象を巻き起こしたドラマ『ミセン－未生』では逆境に負けずに立ち向かう新入社員を熱演し、演技者として認められるきっかけとなりました。
2017年、PLAM A&Cに移籍。
2017年11月から2019年3月にかけて、兵役に就き、新兵教育隊助手として服務。優秀な兵士に贈られる特級戦士に選ばれています。

復帰後は『他人は地獄だ』(KBS)、『それでも僕らは走り続ける』(JTBC)に出演。精力的に活動を再開、ソン・ガンホ、イ・ビョンホンらと共演した映画『非常宣言』は、今年度の第74回カンヌ国際映画祭に非コンペティション部門で招聘されました。

主な出演作

2012年　ドラマ『太陽を抱く月』(MBC)
2013年　映画『弁護人』
2014年　ドラマ『トライアングル』(MBC)
2016年　映画『戦場のメロディー』
2017年　ドラマ『王は愛する』(MBC)
　　　　映画『名もなき野良犬の輪舞(ロンド)』
2019年　ドラマ『他人は地獄だ』(OCN)
2020年　ドラマ『それでも僕らは走り続ける』(JTBC)
2021年　映画『非常宣言』

イム・シワンの出演作をチェック!

『太陽を抱く月』

朝鮮王朝時代の架空の王イ・フォンと、彼を慕う記憶を失った巫女ウォルのファンタジーラブロマンス。

このドラマでイム・シワンが演じたのは、ウォル(元の名前はヨヌ)の兄ホ・ヨムの少年時代。科挙の文官試験を首席で合格し、皇子フォンの師匠を務めることになります。
放送当時、ヨムを演じるイム・シワンが「美しすぎる!」と評判になりましたが、出演は序盤の5話のみ。そのわずかなシーンで印象を残し、俳優としてのイム・シワンを世に知らせるきっかけとなりました。

3話まで無料。 ほか各配信サイトでも配信されています。 また、現在アジアドラマティックTVで放送中。

『ミセン－未生』

父の死によって囲碁棋士の道を断念、母の伝手で大手商社にインターンとして入社したチャン・グレ。最初はコピー機の使い方すらわからず、同期にもバカにされていたが、持ち前の粘りと努力で契約社員に。彼が所属する営業三課を中心に、会社組織やそこで働く人々の悲喜を描いたヒューマンドラマ。

今作がドラマ初主演となったイム・シワン。地道に努力するチャン・グレのキャラクターと、新人俳優として成長していく彼のイメージが重なり、俳優として飛躍したドラマとなりました。
このドラマでイム・シワンは百想芸術大賞新人演技賞をはじめ、数々の賞を受賞。社会現象となったドラマもソウルドラマアワーズの最優秀作品賞などを受賞しました。

また2016年にはフジテレビでリメイクドラマ『HOPE～期待ゼロの新入社員』が放送されました。

Huluでも配信中。

『それでも僕らは走り続ける』

国会議員と女優の息子として生まれ、陸上選手として嘱望されていた青年と、独学で英語を習得した翻訳者の女性。2人が出会い、これまで知らなかった世界と出会い、成長していくヒューマンラブロマンス。

シワンの演じたソンギョムは恵まれた境遇の生まれながら「永遠の2位」と言われる陸上選手。それまで陸上競技しか知らなかったソンギョムが新たな道を歩き始めるところは、『ミセン－未生』のチャン・グレと似たキャラクターでもありますが、今回はミジュ(シン・セギョン)とのラブロマンスも。
サブカップルのカン・テオとスヨンの好演も光るさわやかなドラマです。

Netflixで配信中。