裁判は数回に分けて行われることになりました。
第1回では事件内容について大きな進歩がないまま終わってしまいました。
しかし、後日行われた第2回は、突然ジフンが被告人として真実を語り始めたのです……。
ジフンは、目の前で父親が母親を殺害し、その父親も拘置所で自殺したという過去を持っていました。
そしてその事件によって、心が病んだジフンは精神病棟に入院をしていました。
そのときに同じように入院していたのがソウだったのです。
ソウとジフンはすぐに打ち解けて仲良くなりました。
互いにつらい過去を持つ2人は、その苦しみから逃れようと何とか生きていました。
しかし、高校生になったある日、ジフンに「生きる理由を教えてくれ」という電話が入りました。
ずっと「死にたい」という思いを抱えながら生きてきたソウ。
そんなソウがついに自分で命を絶つ時がやってきたと、ジフンは直感で思います。
学校の屋上に呼び出されたジフンは、ソウと話をしますが、ソウの感情は昂っていました。
ソウは、ジフンを心ない言葉で傷つけていきます。
嫌気がさしたジフンは、「ここから飛び降りる」と言い張るソウを置いてひとりで屋上を出ていきました。
ソウが飛び降りると分かっていながら彼を置いて逃げたジフンは、直接手を下したわけではなくても、彼を放って逃げたことに変わりはありません。
ジフンがそこまで話すと、今度はギョンムンが証人として現れました。
ジフンが管理人として運営しているギョングク高校の番人は、元々ソウが立ち上げたものでした。
生徒の愚痴を聞いたり、時にアドバイスをしたりしていたソウ。
そんなソウは、ある日、ギョングク高校に裏口入学があることを知ってしまいます。
その裏口入学者の中には、ウヒョクも入っていました。
学校の悪事を許せなかったソウは、裏口入学の関係者名簿を掲示板に載せます。
これによって、学校側はソウに圧力をかけますが、ソウはつっぱね続けます。
ソウは、「裏口入学の主犯であるギョンムンと話をするためには、学校の権力を握るウヒョクと喧嘩をすればいい」と考えて、わざと彼を挑発したのでした。
ウヒョクとソウが喧嘩になったのをチャンスと考えた学校側は、委員会を開きソウを追いやることに成功します。
心に闇を抱えながらも、悪事を許せない正義感を持っていたソウは、この件で生きる意味をなくし、自殺に追い込まれたのでした。
そして、ウヒョクからずっとひどいいじめを受けていたジュリは、ソウの自殺を利用し、ウヒョクを容疑者に仕立てあげたのでした。
全ての真実が明かされ、判決は全員無罪となりました。
裁判閉廷から3週間後、穏やかな日常が学校に戻ります。
ジュリは意識を取り戻したチョロンと仲直りをしました。
全てを明らかにしたウヒョクは、ジョングク高校の屋上にのぼりました。
そして、「生きていれば必ず光は差す。だから自殺は間違っていたよ」と、今はいないソウに話しかけるのでした……。
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出典元：wowKorea
『ソロモンの偽証』の大手レビューサイトの評価をまとめてみました！
Amazon: ★3.9/5
Filmarks: ★3.6/5
現代社会の闇というリアルな題材を、熱い演技で表現した若手俳優たちに、かなり注目が集まっています。
目を離せないストーリー展開にも高い評価をしている人が多いようですね！
現在では、『ソロモンの偽証』は、Amazon Prime、U-NEXT、dTVで視聴可能です！
DVDも発売されているので、気になった方はぜひチェックしてみてください！
高校生ながらに、学校の悪事や人の死と真剣に向き合っていく様子は、涙なしで観ることは出来ません。
現実世界で抱える問題についてもリアルに描かれているので、視聴者に訴えかけてくる作品になっています。
出演している俳優たちのこれからも、とても楽しみです！
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