韓国屈指の“クリーミースマイル”俳優チェ・ジョンヒョプとは。ドラマ『Eye Love You』にときめく

■ 韓国人俳優へのときめきについて

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　最近韓国人俳優にときめくようになった。「あの人、いい俳優さんだな」とかなら、世界中どこの、いつの時代の俳優にも思うものだが、ときめくとなると、一部の日本人俳優に限られてしまう。日本人以外でときめいたのは、たぶん3人。年齢順に並べると、フランスのアラン・ドロン、オーストリアのクリストフ・ヴァルツ、イギリスのオーランド・ブルーム。ドロンとオーリー（オーランド・ブルームの愛称）は言わずもがなのイケメン俳優だけれど、クリストフ・ヴァルツに関してはイケメンとは違う意味で、ぼくの中では、「ずっと見ていたくなる顔」俳優なのだ。日本人だとYMOなどで活躍した世界的なドラマー高橋幸宏さんがその系譜。

　という偏愛歴を披露したところで、本題の韓国人俳優へのときめきについて。それはついこの間のことだった。現在、前後編で公開されている大ヒットBL映画『セマンティックエラー・ザ・ムービー』主演のひとり、パク・ソハムをひと目見て、電撃が走った。あくまで音楽的な興味としてのBTSジョングクやVをはるかに超える、強烈なときめきがパク・ソハムにはあった。これは自分でもよくわからない。何せ初めてのことだから。同作のソハムへの偏愛は、『キングダム・オブ・ヘブン』（2005年）で騎士道精神を体現したオーリーをも上回るかもしれない。如何せん、まだまだ日本では情報がすくないソハムのことをディグろうにもディグれず、今のところは『セマンティックエラー』を鬼再生するしかない。

　ともあれ、韓国人俳優にもときめくということがわかった。ならば、きっとほかにもいるはず。そこへちょうど二階堂ふみ主演のTBS火曜ドラマ『Eye Love You』の放送が開始され、二階堂の相手役が何と韓国人俳優だという情報をキャッチした。誰だ、誰だ。気になるその人の名は、チェ・ジョンヒョプ。でもすみません、その固有名詞を聞いたことすらなかった。どうやら、Netflix作品としても世界配信された韓国ドラマ『わかっていても』（2021年）などで株を上げてきた有望俳優らしい。それで最低限の情報収集として、ドラマ公式サイトのイントロダクションを読んでみると、ジョンヒョプへのあるひとつの形容が興味深かった。