SEOUL, SOUTH KOREA - NOVEMBER 15: South Korean actor Namgung Min (Nam Gung Min, Namgoong Min) attends the 2017 Asia Artist Awards on November 15, 2017 in Seoul, South Korea. (Photo by Han Myung-Gu/WireImage)
韓国の地上波放送局MBC、KBS、SBSの各社が自社でその年に放送されたドラマに対して賞を授与する「演技大賞」。年末恒例の韓国エンターテインメント界のお祭りだ。各社それぞれに行われ、ドラマ好きの韓国の人々に毎年大好評のプログラム。
その年のドラマを彩った主人公たち、美しく凛々しい俳優陣が正装して会場に集う様はまるでお伽話のよう。受賞したスターのスピーチもスタッフや家族、ときには“ウワサの恋人”に向けたサプライズメッセージが飛び出すこともあり、涙と笑い、それはそれは感動的な一幕が見られる。
今回はそんな演技大賞の中から激戦！？ との呼び声も高い「MBC演技大賞」のノミネート作品と30日に放送された結果も紹介する。
※日本からも視聴が可能。詳細は下記リンクをご覧ください（放送は終了しました /2023/12/31記事更新）。
『赤い袖先』でMBC演技大賞（ミニシリーズ部門/女性）最優秀演技賞を受賞したイ・セヨンが、19世紀の儒教ガール、ヨヌを好演！
新婚初夜に夫を亡くした朝鮮時代の女性パク・ヨヌ（演：イ・セヨン）は、何者かに井戸の中へ落とされ2023年の韓国にタイムスリップした。
そんなヨヌの前に、亡き夫と瓜二つの人物、SHソウルの副代表カン・テハ（演：ペ・インヒョク）が現れる。テハは消えた新婦の代わりに、ヨヌにプロポーズ！200年の時を越えてめぐり会った男女の契約結婚からはじまる恋を描いたラブロマンス。
初回視聴率は5.6%からスタートし、第6話で9.6%を記録。前作の『恋人』（原題）より早いスピードで上昇傾向にある。
イ・セヨンの2度目の最優秀賞や、イ・セヨン＆ペ・インヒョクのカップル賞が期待できるだろう。
★韓国MBCにて11月24日（金）より放送中／日本放送未定
『女神降臨』チャウヌ（ASTRO）×『セレブリティ』パク・ギュヨン主演のラブコメディ！
キスをすると犬に変身する呪いにかかった高校教師ハン・ヘナ（演：パク・ギュヨン）は酔った勢いで、好意を抱いているイ・ボギョム（演：イ・ヒョヌ）と間違えて、同僚の数学教師チン・ソウォン（演：チャウヌ）に告白し、キスしてしまう。
呪いを解くためには、犬の姿で同じ人物とキスしなければならないが、ソウォンは犬が近づくだけで逃げてしまうほど犬恐怖症だった。
韓国での視聴率は1％～2％で低迷したが、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、中東、南アフリカなど海外のOTTチャートで上位圏に入り、日本配信のU-NEXTでは公開直後、韓流アジア部門初週視聴ランキング1位に。
海外人気が強いことや、主演2人のキスシーンも話題となり、人気賞やカップル賞が期待される。
★U-NEXTにて見放題・独占配信中！
ワンダフルデイズ(韓流・アジア / 2023) - 動画配信 | U-NEXT 31日間無料トライアル
※こちらから視聴できます。
『わずか1000ウォンの弁護士』ナムグン・ミン主演の時代劇ラブロマンス！
1636年の春、成均館の儒生たちの熱い視線を一身に浴びているヌングン里の娘ユ・ギルチェ（演：アン・ウンジン）は、運命の男性との結婚を夢見る両班のお嬢様だった。だが、運命の男性だと思っていたヨンジュン（演：イ・ハクジュ）と親友ウネ（演：イ・ダイン）との婚約を知って落ち込んでしまう。
花摘み行事の日、ギルチェの前に謎めいた男イ・ジャンヒョン（演：ナムグン・ミン）が現れる。やがて、ジャンヒョンとギルチェは愛し合うようになるが、2人の運命は丙子の乱によって翻弄されていく。
初回視聴率5.4％から右肩上がりとなり、最終回で最高視聴率12.9%を記録した。2023年放送のMBCドラマの中で最高視聴率を叩き出した作品賞の有力作品でもある。
2021年に『黒い太陽～コードネーム：アムネシア～』でMBC演技大賞の大賞を受賞したナムグン・ミンが、2度目の受賞となるか注目が集まっている。
★KNTVにて日本初放送中！
恋人（原題）｜番組詳細｜韓流No.1 チャンネル-KNTV
※詳しくは公式サイトをチェック！
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