1話
高校時代、テコンドー選手として将来が期待されていたドンマン（パク・ソジュン）。しかし、ある事件が原因で引退を余儀なくされ、いまはダニ駆除会社で働いている。ドンマンの幼なじみのエラ（キム・ジウォン）もアナウンサーの夢を諦め、デパートの受付案内係をしている。ドンマンの親友のジェマン（アン・ジェホン）とエラの親友のソリ（ソン・ハユン）とは6年目の恋人同士で、4人はアパート「ナミルヴィラ」で暮らしていた。
ある日、偶然デパートで出会った同級生から結婚を自慢され落ち込むエラ。さらに金銭的に支えていた公務員を目指す年下の恋人ムギ（クァク・どんヨN）と中年女性との浮気が発覚する。
2話
学生時代の友人チャンスクの結婚式に行くも、周囲から見下され途中で帰ろうとするも、急きょ来れなくなった香港の有名アナウンサーになりすまして司会をしてほしいと頼まれる。引き受けたエラの進行は注目され男性ゲストたちに誘われるが…。一方母親の誕生日を祝うため実家に帰ったドンマンは、父親と口論となり、選手時代のコーチ、ジャンホ（キム・ソンオ）のジムを訪れる。
3話
初恋の相手ヘラン（イ・エリヤ）からの電話を無視するドンマン。エラのもとを訪れドンマンの近況を聞くヘランに、「彼には近づくな」と警告する。
エラはデパートの館内放送の担当者不在のため代理を務めることになり大喜び。涙を流して喜ぶエラに、ドンマンはかつてテコンドーの国家代表選手を目指していた頃を思い出していた。そんななか、チャンスクの結婚式でエラに一目ぼれしたムビン（チェ・ウシク）はエラにプレゼントを贈る。
第4話
ドンマンはジャンホに誘われ、選手時代のライバルで今は人気格闘技選手タクス（キム・ゴヌ）の試合を観戦。2007年の事件を思い出していた。試合後に出会ったタクスに侮辱されたドンマンは、思わず彼に選手時代の必殺技を繰り出す。その様子は見物客に撮影されていた。ジャンホのジムへ行き、「格闘技選手になる」とジャンホに宣言するドンマン。帰宅すると家の前でムビンと一緒にいるエラと鉢合わせする。ムビンはエラと正式に交際中だとドンマンに告げる。
５話
タクスのインタビューを見て、ジャンホの反対も聞かず、格闘技のアマチュア戦に出場することを決めるドンマン。試合に向けてトレーニングを始める。そんなことを知らないエラはアナウンサー試験の履歴書を提出。ドンマンにデパートの警備員の仕事を紹介しようとする。
一方、ソリが残業中のジュマンに差し入れを届けに行くと、彼はインターンのイェジン（ピョ・イェジン）といた。ソリとの関係を知らないイェジンはジュマンに好意を伝える。
6話
エラは試合中ケガを負ったドンマンを心配し、病室で泣いてしまう。そこにヘランもやってくるが、ドンマンは冷たく追い返すのだった。エラはヘランからドンマンとやり直すと宣言され、すねたエラはドンマンの弁解を聞かずにムビンに会いに行く。
ソリは一人でジュマンの甥の誕生日パーティーに参加する。彼の家族にこき使われる様子をソリの母親が悲しげに見つめていた…。その頃、ジュマンは会社でイェジンのミスをフォローすることに。
7話
エラとムビンのキスを目撃したドンマンは嫉妬心を爆発。だが、腹を立てている理由をエラに聞かれても好きだからと素直に言うことができない。エラはドンマンとムビンの前で、「今日からムビンと正式に付き合う」と宣言するのだった。エラがムビンと一緒にいるのがたまらなく心配なドンマンは、デート現場に押しかけてしまう。
ソリはジュマンとイェジンの会話から、2人がキスをしたことを知る。
8話
エラは、ドンマンにドキドキしていること、初恋の思い出話をさりげなく話すが、ドンマンはそれが自分のことだと気づかない。そんななか、エラはアナウンサー試験の面接、ドンマンはデビュー戦に向けて準備をし、互いに気になりながらも今まで通りの関係を続けていた。
自分がジュマンの恋人であることをイェジンに話そうと決めたソリ。だがその前にイェジンから恋愛相談をされてしまう。
9話
デビュー戦を見事勝利したドンマン。大勢の観客たちの注目のなかエラの元へ直行し、彼女の手を引きバックステージへ。一方のソリは、テレビショッピング番組で夫婦役を演じているジュマンとイェジンを見て、思わず生放送中のスタジオに乱入する。
ドンマンはジャンホらとテコンドー団として地方のイベントへの出演が決定。アナウンサー試験の面接で傷ついていたエラは、イベント会場を訪れると、急遽酔っ払ったMCの代役を務めることに。
10話
ドンマンとエラは、宿泊先のホテルで１つのベッドに寝ることに。互いが気になり眠れぬ夜を過ごすが、翌朝になると照れ隠しでケンカが始まってしまう。そこにエラの父親が突然現れ、上半身裸だったドンマンは必死に弁解する。エラは2日目も引き続きMCとしてリハーサルを始めようとすると、ヘラン、そして昔エラのストーカーだった放送局PDギョングがやってくる。
一方、ソリはジュマンが自分に嘘をついてイェジンに会いに行ったことを知り、不安になる。
11話
ドンマンとエラはついに恋人同士となる。海辺で幸せな時間を過ごしてソウルに戻ってきた翌朝、ヘランがドンマンのアパートの上に引っ越してくる。ヘランは２人の関係を知っても変わらずにエラに挑戦的な態度をとる。そんななか、ドンマンは格闘技大会の計量日を迎える。タクスの策略により、彼は同じジムの仲間だったドゥホと対戦することに。
エラは、リングアナウンサーの仕事に興味を持つように。
1２話
１つのベッドで抱き合って眠るドンマンとエラはソリに叩き起こされる。ジュマンが無断外泊し連絡も取れないと聞いたエラは激怒。ソリを連れてイェジンのマンションへ。クローゼットでうっかり寝てしまったジュマンは弁解するがソリは別れを告げるのだった。
ドンマンはジャンホからタクスが会見で卑怯な嘘をつきドンマンに勝負を挑んだことを知らされる。ドンマンはトレーニングを積みタクスと対戦することを決意し、父親にも格闘技選手になったことを打ち明ける。
1３話
タクスとの再戦に向けトレーニングを積むドンマン。エラは試合に出ることに猛反対だが、10年間苦しんできたドンマンはこれ以上逃げずに戦いたいと話す。
偶然アパートに訪れたジュマンとソリの母親。ジュマンは母親にソリと別れたことを明かす。一方、大家のボクヒを紹介されたソリの母は驚き、ドンマンの母に電話をかける。そして、ボクヒの家に意外な来客が訪れる。
1４話
テレビ局とリングアナウンサーの最終面接日が重なり、エラは悩んだ末テレビ局のアナウンサー試験を選ぶが、当日、ドンマンから「ときめくほうを選べ」と言われたエラは再び悩む。
ソリはイェジンに呼び出され、ジュマンについての意外な話を聞かされる。一方のジュマンは会社の飲み会でソリと親しげに話す後輩を見て不機嫌になり…。
そして、いよいよドンマンとタクスの対決の日がやってくる。
1５話
ドンマンは試合後に聴力を失い、精密検査を受ける。一時的なものだという医師の言葉を聞いてホッとするエラだが、それとは別に、頭蓋骨に骨折があると宣告されて驚き不安になるエラ。ドンマンはひたすら自宅のベッドで無気力に過ごし、エラは献身的に看病を続けた。
格闘技番組のMCを務めることになったエラは、選手へのインタビューで競技中のケガの怖さを知り、「格闘技を続けるなら私たちは終わりだ」と、格闘技をやめるようドンマンに究極の選択を迫る。「選ぶことはできない」と言うドンマンに、「私たちは終わり。友情も終わり」と告げるのだった。
1６話
エラへの未練が残るドンマン。一方のエラも何かと理由をつけてドンマンを気遣ってしまう。そしてある日、エラはボクヒの家で見覚えのあるものを発見し、衝撃の事実を知ることに。ドンマンも知らないところでエラが自分のために尽くしてくれたことに気づく、ヘランはエラを失わないようにと忠告する。
会社を辞めて、梅酒の通販を始めることにしたソリ。ジュマンは課長候補となり、ソリの父親の誕生日に彼女の実家を訪れる。
ドンマンはタクスとの再戦の日を迎え、リングアナウンサーのエラ、そしてジュマンやソリ、仲間や家族に見守られながらすべてをかけた戦いに挑む！
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