韓国ドラマ『車輪』の原題は『トロリー（路面電車）』です。
本作の中ではテーマとして、”トロッコ問題”が描かれています。
トロッコ問題とは、「ある人を助けるために他の人を犠牲にするのは許されるか？」という問いで功利主義と義務論の対立を考えるための問題提起です。1967年にフィリッパ・フットが提起しました。
レールの上をトロッコが走っていますが、ブレーキが壊れてしまって、このまま進むと5人が死んでしまいます。
ですが、トロッコの進行方向を変えると死ぬのは1人だけ。
あなたはどちらを選びますか？という問いです。
5人と1人だから方向を変えて死ぬのは1人にするべき？
でも死んでしまう1人が愛する人だったら？
正解のない問いに人が直面したときどのような選択をするのか。人としてどうあるべきか考えさせられる作品になっています。
「ジフンとの子どもを妊娠した」とヘジュ夫婦の元に突然訪ねてくるスビン。
本当に亡き息子との子を身ごもっているのか…
貧しい暮らしをしてきたスビンを、自分の貧しい幼少期に重ねるかのように次第に優しく接するヘジュ。亡き息子との子であれば、誰もが大事にしたいはずです。
しかし、夫ジュンドと娘のユンソは突然現れたスビンの存在を受け入れられません。
スビンがヘジュ夫婦の元に現れた本当の理由は何なのか？ 複雑な人間模様にぜひ注目してください。
また、複雑な人間関係を表現するキャストの抜群の演技力にも注目です。
特に過去に翻弄され、人生の選択を迫られるキム・ヒョンジュ演じるヘジュ(キム・ジェウン)のシリアスな演技には釘付けになること間違いなし！
『地獄が呼んでいる』は2021年11月19日からNetflixで独占配信されているオリジナルドラマです。
『イカゲーム』に続くヒット作とも言われている本作。日本でも大反響を巻き起こした『新感染 ファイナル・エクスプレス』のヨン・サンホ監督が手掛けています。
この世のものではない"何か"が突然現れ、人間たちを地獄へと突き落とす...。人々が恐怖におののく中、この現象を神の裁きだと主張する宗教団体が台頭し始める。
本作で、キム・ヒョンジュはソド法律事務所の元弁護士で秘密組織「ソド」のリーダー、ミン・シジンを演じています。
大ヒットとなった本作は、待望の続編となる『地獄が呼んでいる シーズン2』の制作も決定していますね。
前作と同様にNetflixでの独占配信が決定しています。
配信時期は未定とのこと。配信が待ち遠しいです！
『マイネーム:：偽りと復讐』は2021年10月15日からNetflixで独占配信されているオリジナルドラマです。
本作は父を殺した犯人を捜すため、警察へ潜入する女性の復讐劇です。
パク・ヒスンは麻薬組織トンチョン派のボス、チェ・ムジンを演じています。
自分のすぐそばで命を奪われた父。たとえどんな代償を払うことになろうとも必ず仇(かたき)を討つと誓った娘は、犯罪組織のボスの後ろ盾を受け、警察へと潜入する。
共演は、ハン・ソヒ、アン・ボヒョン、イ・ハクジュと豪華出演陣にも注目です。
アクションシーンが多い本作は、ドラマ『車輪』のジュンドとは一味違うパク・ヒスンを楽しむことができます。
ストーリーが全8話なので、あっという間に視聴できる作品です。
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