妻に対して、日常では「トイレットペーパーがないから持ってこい」、余命宣告されたら「いろいろ整理しろ」とだけ言い放つジンボン。
こんな夫の態度には、本当にうんざりしますよね。
本作に登場する夫、ジンボンは典型的な亭主関白で、私だったらセヨンのように甲斐甲斐しい妻ではいられず、しょっちゅう爆発していると思います!
ですが、リュ・スンリョンが演じるジンボンは不器用な夫で、愛情表現が下手くそなのだと映画を観進めていくうちに分かってきます。
本当はセヨンのことを心から愛しているのに、素直に態度に表せないジンボン。
© 2022 LOTTE ENTERTAINMENT & THE LAMP All Rights Reserved.
『7番房の奇跡』や『エクストリーム・ジョブ』といったヒット映画で、シリアスからコメディまで、硬軟自在の高い演技力で観客を魅了する国民的俳優のリュ・スンリョン。
彼だからこそ、不器用ゆえに愛おしいジンボンをユーモラスに好演できるのだと思います。
映画の最後、ジンボンのとった意外な行動が感動的で、観た後の気分はとても良くなります!
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セヨンは、夫に尽くしつつ、娘は反抗期で親の言うことを聞かないし、息子は親とほとんど口をきかないけれど、常に子どもたちの健康と安全に気を配り、大切に育ててきました。
自分の余命が短いことを子どもたちに言えないセヨン。
そんな彼女に共感しながら、明るく振る舞うセヨンを演じるヨム・ジョンアの名演技に心を強くつかまれます。
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『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』などでの激しい芝居もヨム・ジョンアの真骨頂ではありますが、彼女の違った面を見ることができる本作をぜひお勧めしたいです。
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