家族に尽くしてきた妻が余命宣告を受けた後にとる行動とは？ ヨム・ジョンア主演『人生は、美しい』

夫婦の愛の軌跡を辿る

　
常に家族のことを考え、夫と2人の子どもが快適に暮らせるために必要な物を用意し、自分自身が楽しむことなどほとんどなかった主婦のセヨン。
そんな彼女は、病院で余命2カ月だと医師から宣告されてしまいます。

ショックを受けて、夫・ジンボンのカードで爆買いするも気は晴れず、死ぬ前にやりたいことをやろうと決意したセヨンは、役所勤めのジンボンに、離婚をちらつかせて捜索を手伝わせ、初恋のジョンウを見つける旅に出ることに。

妻が初恋相手を捜すということが面白くないジンボンですが、文句を言いながらも車を出し、セヨンに付き合います。
　
　

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ジンボンは不愛想な夫で、普段、妻に対して思いやりのかけらもありません。
でも実は、2人は大恋愛の末に結ばれた夫婦で、ラブラブな時代があり、旅をする間に夫婦のドラマチックな愛の軌跡を辿ることになります！

その愛の軌跡がミュージカルシーンで再現されているのですが、使用されている楽曲は、幅広く韓国中で愛され続けている1970～2010年代の名曲ばかり♪
リュ・スンリョンやヨム・ジョンアら役者陣が吹き替えなしで実際に歌って踊っており、歌唱力もダンスも素晴らしいです！
　
　

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この映画には、「人生には限りがあるけれど、それでも十分に美しく、幸せになれる」という、チェ・グッキ監督が本作で最も伝えたかったメッセージが込められており、暗い気持ちにならずに、心に温かいものが広がる感動作となっています。