クォン・サンウが市民を守るために漢江を奔走！痛快クライム・アクション『ハンガン警察』見どころ解説

※以下、本編のネタバレが含まれています。

漢江の安全を守るために奔走するハンガン警察たち！

クォン・サンウ演じるドゥジンは、潜水や格闘も”お手の物”のタフな警察官だ。
暑苦しいほど熱血なドゥジンに対し、冷静でやる気のないチュンソクのやり取りがおもしろく、ベテランのコンビがちょうどいいバランスでチームを引っ張っている。
ドゥジンとチュンソクが繰り広げるドタバタ劇や警察官たちのゆるい日常にクスっと笑える一方で、緊迫した人命救助や手に汗握る追跡劇などスリル満点のアクションも楽しめる。
水陸両方で起こる事件・事故に奔走するハンガン警察隊の奮闘が見どころだ。

かつての盟友と対峙するドゥジン

かつて、仲の良い盟友だったドゥジンとペク・チョルは、ドゥジンの兄ウォンジンがチョルの妹と結婚し、親戚となった。だが、ウォンジンは若くして亡くなり、チョルが警察を辞職して以来、ドゥジンとの間に深い溝が埋まれた。
チョルは病気の甥ジュンの治療費を工面するために、違法な仕事を請け負っていた。
ある日、チョルはギソクの依頼で、座礁したクルーズ船から金塊の入った荷物を運び込む。
パトロール中のハンガン警察隊が、クルーズ船の不審な動きに目をつけた。やがて、ドゥジンとチョルは、警察官と犯罪者として対峙する。兄ウォンジンの死の真相をめぐるドゥジンとチョルの葛藤が描かれている。

漢江開発事業の不正に迫る！

クルーズの座礁事故により、 “リバー・フェリー”の進水式は大失敗となった。
この事故をきっかけに、ファン会長と市長の関係に暗雲がたちこめる。
開発事業に対するファン会長の野望は、ギソクを圧倒し追い詰めていく。事故の隠ぺいや、失態の後始末で愚かな行動を繰り返すギソク。
そんな矢先、リバー・フェリーの船長が溺死体で発見された。
事件をきっかけに、ハンガン警察隊は漢江の開発事業で不正の私腹を肥やす市長やファン会長の陰謀に迫っていく。