アクションファンタジーは、やはり制作陣の力量がモノをいいますが、本作の監督ヤン・ジェンユーはハリウッドにも進出したジョン・ウーやアンドリュー・ラウなど名だたる巨匠たちの作品に参加したキャリアの持ち主で、高い撮影技術には定評がある人物。さらにプロダクションデザイン、衣装、VFXもアジアフィルムアワード受賞歴のあるスタッフが集結し、ハリウッド映画にも負けない壮大でかつ斬新な世界観を作り出しました。
© New Classics Television 2021
ドラマ化される前から大人気だった本作の主演に選ばれるまでにブレイクしたシャオ・ジャンですが、これまでの道のりは順風満風ではありませんでした。
1991年10月5日 重慶生まれの彼は、重慶工商大学現代国際設計芸術学院に進学。合唱部の部長を務め、歌唱コンテストで入賞するなど音楽の世界にも身をおきながら、卒業後は会社でデザイナーとして働いていました。
そんなときアイドル育成番組「燃焼吧少年(原題)」のスタッフから声をかけられ、公開オーディションに参加した彼は番組で才能を開花してたちまち人気者になり、X玖少年団(X-NINE)のメンバーとして芸能界入り。最年長24歳という遅咲きデビューです。アイドルとしてデビューするには遅い年齢ですが、それでも選ばれたというのはいかにスペックが高かったかということです。
X玖少年団(X-NINE)は音楽活動と並行して俳優活動にも積極的で複数のメンバーがドラマや映画に出演。そんな中で、シャオ・ジャンは演技の才能が認められ1人でも活躍するようになりました。
とはいえ、2016年の『月光のイタズラ〜時空を超えた恋』ではちょい役出演でしたが、『狼殿下』(20)では主演の1人に抜擢され、無精髭を伸ばしたワイルドな役作りで注目を集めました。中国のドラマ賞を受賞した時代劇『慶余年~麒麟児、現る~』(21)では終盤から重要な役で出演して強烈な印象を残しています。
しかし、なんといってもBL武侠小説をドラマ化したご存知『陳情令』(19)のメガヒットで中国のみならずアジア全域で大ブレイクを果たしたシャオ・ジャン。俳優人気ランキングでは軒並み1位を獲得。
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