高麗という秩序を倒し、朝鮮という新たな筑女を作った激動の時代。朝鮮建国のため第一線に立ち、朝鮮の礎を築いたイ・バンウォン(朝鮮王朝第3代王・太宗テジョン)の姿を新たに描いた史劇。
放送局KBSが5年ぶりに手掛けた本格時代劇『太宗イ・バンウォン』。主演はバラエティでも活躍する名優チュ・サンウク、『ドクター探偵』のパク・チニが務めました。権力を欲した者たちの熾烈な覇権争いを史実に基づき描写。イ・バンウォンの生涯において大きな選択であった「威化島回軍」「第一次王子の乱」などの事件を、スケールたっぷりに演出しています。イ・バンウォンが信念を貫き、立国に至るまでの盛り上がりに乗じて視聴率も上昇、初回8.8%から最終回は11.7%と韓国でも有終の美を飾り人気作となりました。なんといっても本作の見どころはチュ・サンウクならではの視点で演じたイ・バンウォンです。恐怖とカリスマの象徴として演じられてきた人物をよりリアルに、人間臭く演じ、内なる感情や正確な判断力、権力を追う者の孤独を見事に体現しています。彼の長尺のセリフや立ち振る舞い、カリスマあふれる姿に釘付けにされてしまう一作です。
元三流弁護士の男が何者かによって凶悪な天才詐欺師”ビッグマウス”としてでっち上げられる。生き残るため、そして家族を守るために、彼は”ビッグマウス”になりきって巨大な陰謀を暴いていく―
主演イ・ジョンソク圧巻の演技で話題を呼んだ衝撃のノアール作品『ビック・マウス』。イ・ジョンソクにとって3年ぶりとなるドラマ復帰作で、権力者に貶められる屈辱、生き残りをかけた奮闘、家族を守るための選択など、幅広い演技をみせ視聴者を魅了しました。ただ家族との幸せを願った男に与えられた試練、予想のつかない反転が続く展開に加え、あまりに理不尽な姿が視聴者の関心を誘い、毎週話題性ランキングでは上位にランクイン。最高視聴率も13.7%を記録し、その人気ぶりを証明しました。
置かれる立場が度々変わる難役でありながら、一つ一つを繊細に演じたイ・ジョンソクに対し「彼以外のビック・マウスはあり得ない」「壮絶な演技に震えた」など、視聴者から絶賛の声が続々と送られ、そのアツい反応が「期待半分、不安半分」と語っていたイ・ジョンソクの不安を一蹴。相手役を演じた少女時代ユナとの掛け合いも抜群で、大賞と同時にベストカップル賞も受賞しています。除隊後も変わらぬ演技の才能とセンスを発揮したイ・ジョンソクの俳優としてのポテンシャルの高さが感じられる作品です。
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