韓国版ゴジラといえる作品が、映画「グエムル-漢江の怪物-」です。
ゴジラと違うのは、韓国社会における「格差社会」を描いていることでしょう。
ゴジラの場合は科学の愚かさを示し、人類の発達の危うさを示していました。
「グエムル-漢江の怪物-」では、韓国社会における”今”を克明に示しています。
アカデミー賞を獲得した「パラサイト 半地下の家族」よりも前に、既に格差社会について描いていました。
○KINENOTEスコア:72.1点
「海にかかる霧」を監督したのは、シム・ソンボです。本作のプロデューサーと脚本に、ポン・ジュノが関わっています。
本記事では「ポン・ジュノ作品」として、紹介。
内容は、いわゆる「ワンシチュエーション・サスペンス」。
ワンシチュエーション作品は単純になりがちですが、ポン・ジュノの手によって複雑怪奇なものに。
人間の嫌な部分を見せつけてくれます。
なお映画の元になったのは、2001年に実際に起きた「テチャン号事件」。
○KINENOTEスコア:72.4点
「ほえる犬は噛まない」は、ポン・ジュノ監督長編デビュー作品です。
団地中に響き渡る犬の鳴き声。団地において、ペットは禁止のはず。なぜ、犬の鳴き声が聞こえるのでしょうか?
韓国の中流階級は、団地住まいが当たり前。団地に住まう人々は、韓国のどこかに住む普通の人々。
「犬の鳴き声」に翻弄される人々をユーモアたっぷりに、描いた作品です。
○KINENOTEスコア:73.3点
韓国の山奥に住むミンジャの友達は、巨大生物の「オクジャ」でした。
ミンジャとオクジャは、毎日のように2人仲良く触れ合っていたのです。
少女と動物の心温まるストーリーのように見えます。
ただのヒューマンドラマに仕上げるのは、三流監督の仕事。
超一流のポン・ジュノ監督は、大きな爆弾と痛烈な社会批判を盛り込みます。
○KINNENOTEスコア:75.2点
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