2022年のドラマ『軍検事ドーベルマン』は、主人公ト・べマン役をアン・ボヒョンが演じ、韓国初の軍検事を題材にした話題作です。お金のために軍検事になったト・べマンとチョ・ボア演じる復讐のために軍検事になったチャ・ウインが、軍の腐った悪を打破しながら成長していく痛快アクションとなっています。
残念ながらNetflixなどによる世界配信作品には選ばれませんでしたが、月火ドラマ視聴率第1位の好スタートを切り、その後も順調に視聴率を更新。Netflix配信の同時期人気作品『社内お見合い』や『二十五、二十一』に追いつく勢いを見せています。
ボヒョン演じる主人公ト・べマンは、金目当てで軍検事になるも正義感溢れる大尉を演じます。少年時代に両親を事故で亡くし、貧乏脱出を夢見て金に忠誠を誓う軍検事となりますが、軍法に守護する新任軍検事チャ・ウインとの出会いで急ブレーキがかかります。
監督はキャスティングをする際、タイトルにもなっているドーベルマンっぽい俳優としてボヒョンしか思いつかなかったそうです。ボヒョンはその期待に応えるかのようにマッチョな体をさらに大きく仕上げ、前作『ユミの細胞たち』のウンだったとは思えない屈強な狂犬に変身。劇中では、敵を吹っ飛ばすド迫力アクションで大暴れしています。
ドラマ『太陽の末裔』以来の軍人役となったボヒョン。インドネシア向けWeb番組で「6年かかって大尉に昇進できた」と冗談交じりに語っています。また、べマンをパートナー弁護士としてスカウトする代表弁護士役キム・ヨンミンとは、2018年のドラマ『かくれんぼ』以来の再共演となります。
ドラマ『軍検事ドーベルマン』予告編
少女時代ユナ主演の新作映画『2時のデート』は、映画『EXIT』のイ・サングン監督と制作会社ウェユネガンが再びタッグを組んだ恋愛映画です。制作発表当初予定していた相手役キム・ソンホが降板し、代わりにアン・ボヒョンがキャスティングされました。想像を絶する秘密を持った上下階に住むの男女が繰り広げられる温かい童話のような物語です。
2022年4月現在、新作ドラマ『今回の人生もよろしく』の男性主人公役オファーを前向きに検討中とのこと。本作は、転生を繰り返す主人公女性パン・ジウムが、18回目の人生で出会った運命の相手と19回目で再会する一方で、運命の相手である御曹司ムン・ソハは最愛の人(転生18回目のジウム)を亡くし心に深い傷を負っているという、切ない恋物語です。
『梨泰院クラス』『ユミの細胞たち』に続く3作目のWeb漫画原作ドラマ出演となる(かもしれない)本作。ボヒョンに未だ悪役イメージが残る原作ファンからのブーイングはあるものの、これまで見せてきたWeb原作ドラマ出演時の再現度の高さと、作品ごとに別人になるボヒョンの役者魂で、きっと期待以上の結果を見せてくれるのではないかと関心も集まっています。
今回紹介しきれなかった魅力がまだまだたくさんある大型犬系イケメン俳優アン・ボヒョン。髪型や表情で毎回印象が変わる俳優であり、ストイックな役作りと肉体改造で、ロマンスからド迫力アクションまで各作品で別人に見えるカメレオン俳優の素質を持っています。「今後はガッツリ恋愛ものにいっぱい出てほしい」というファンの声も多く、主演級俳優となった旬な男アン・ボヒョンの更なる活躍に期待が高まります。
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