【映画】
・『ヒア』(2016)
・『トッコリワインド』(2018)
・『デッドエンドの思い出』(2018)
・『2時のデート』(2022)
【ドラマ】
・MBC『最高の恋人』(2015)
・MBCnet『マイランウェイ』(2016)
・tvN『アイアンレディ』(2016)
・KBS2『太陽の末裔』(2016)
・Web『マイ・オンリー・ラブソング』(2017)
・SBS『水曜日 午後3時30分 ～輝く恋の時間～』(2017)
・MBC『逆賊-民の英雄ホン・ギルドン-』(2017)
・オククス『トッコ リワインド～復讐の毒鼓～』(2018)
・MBC『かくれんぼ』(2018)
・tvN『ドラマステージ-般若-』(2019)
・tvN『彼女の私生活』(2019)
・JTBC『梨泰院クラス』(2020)
・MBC『カイロス～運命を変える1分～』(2020)
・tvN『ユミの細胞たち』(2021)
・Netflix『マイネーム: 偽りと復讐』(2021)
・tvN『軍検事ドーベルマン』(2022)
アン・ボヒョンは、持ち前の長身とガタイの良さから不良やスポーツマン、軍人など強そうな役柄を多く演じています。一方、ちゃんとした悪役を演じたのは、2020年の『梨泰院クラス』が初めてで、他の出演作を観ると悪役イメージは全く感じません。
ドラマ『彼女の私生活』は、パク・ミニョン演じる隠れアイドルオタクの美術館主席学芸員ソン・ドクミが、キム・ジェウク演じる美術館館長ライアン・ゴールドと恋に落ちるラブコメディです。
ボヒョンは、ドクミの幼馴染で親友の柔道場の館長ナム・ウンギ役を演じました。パク・ミニョンの2歳年下ながら同い年の役柄を演じました。次作の悪役を演じた『梨泰院クラス』とは正反対の役柄で、ドクミに片思いをするフランクな優男を演じています。ボヒョンは、体育会系のウンギ役が最も自分に近いキャラクターだといいます。
視聴者からは「『彼女の私生活』でウンギが一番好き！」「ウンギの幸せを心から願う」という声も多い人気キャラクターです。
ドラマ『彼女の私生活』予告編
2016年の人気Web漫画を実写ドラマ化したドラマ『梨泰院クラス』は、最終回の視聴率は16.5％を記録し、JTBC史上3位、韓国のケーブルテレビ史上7位の高視聴率となった大ヒット作です。日本でも芸能界をはじめファンが多く、世界的に有名な作品となりました。パク・ソジュン演じる主人公パク・セロイが、父親を失い人生を破滅させたユ・ジェミョン会長率いるチァンガグループを倒すべく、梨泰院で居酒屋を開くという物語です。
本作で人気に火が付いたアン・ボヒョンは、2020年度の『ブランドオブザイヤーアワード』今年の注目俳優賞と『韓国ファーストブランド賞』注目の俳優賞に輝いています。
ボヒョンは、チァンガグループの御曹司で、全ての発端となる事件を起こすチャン・グンウォン役を演じました。初めての悪役であり、原作ファンの期待に沿えるかというプレッシャーもあった中、茶髪オールバックの原作そっくりなビジュアルと、原作以上に魅力的で完璧な悪役演技が話題となりました。
そしてドラマ出演後、キャストの中で最もメディアの露出が増え、現在主演級俳優となって大ブレイク中です。
ドラマ『梨泰院クラス』予告編
『カイロス～運命を変える1分～』は、シン・ソンロク演じる建設会社重役キム・ソジンと1ヶ月前の過去を生きるイ・セヨン演じるハン・エリが、1分間の通話で疎通し、未来を変え愛する人を守るために奮闘するミステリーサスペンス作品です。
本作は『2020 MBC演技大賞』で三冠を達成し、アン・ボヒョンは新人賞に輝いたほか、主演シン・ソンロクが最優秀演技賞、ナム・ギュリが優秀演技賞を受賞しています。
ボヒョンは、主人公キム・ソジンの従順な右腕でありながら、裏の顔を持つ課長ソ・ドギュン役を務めました。物語の流れとしては悪役としてスタートしますが、ストーリーが進むにつれ、かつて普通の青年だったドギュンが、深く愛しすぎたが故に利用されてしまった切ないキャラクターでした。本作では前髪を下したマッシュヘアにメガネをかけ、感情を表に出さないミステリアスな役柄を演じています。
マッチョな体にバスローブという彼のセクシーすぎるキスシーンに魅了された女性視聴者は多いでしょう。
ドラマ『カイロス～運命を変える1分～』予告編
同名の人気Web漫画を原作『ユミの細胞たち』は、韓国初の実写パートとCGアニメパートを融合させたtvN/TVINGのドラマです。主人公ユミ役をキム・ゴウンが務め、恋人ク・ウン役をラブコメ主演初挑戦となるアン・ボヒョンが演じます。そのほか、2人の共通の友人役にSHINeeミンホ、三角関係となるユ・バビ役にGOT7パク・ジニョンとイケメンどころが揃います。
ボヒョンは、友人とゲーム会社を運営するク・ウン役で、ユミと不器用な恋を展開します。ロン毛に顎ひげ、服装はTシャツに短パン、ビーチサンダルというラフな格好で登場します。良い人すぎるウンに「理想的な恋人！」「可愛い！」とキュンキュンする視聴者が続出しました。
監督は原作に忠実でなくても構わないといいましたが、役作りにストイックなボヒョンは、小麦色に日焼けし、髪型は後ろ半分にウィッグをつけて人生初のロン毛にも挑戦。期待以上の原作そっくりなビジュアルで話題になりました。ボヒョン演じるウンの姿は、あの『梨泰院クラス』悪役俳優だとは想像もつきません。
ドラマ『ユミの細胞たち』予告編
《シーズン2にウンは登場するのか？》
シーズン1の人気につき、ユミとバビの恋模様を描いたシーズン2も制作が進んでいます。元カレとなってしまったウン役アン・ボヒョンの出演に関しては明らかになってませんが、ファンによる撮影現場の画像投稿により、特別出演の可能性が浮上しています。
ドラマ『マイ・ネーム：偽りと復讐』は、全8話のNetflixオリジナル作品で、世界的にヒットした話題作です。ハン・ソヒ演じる主人公ジウが父親を殺され、犯人捜しと復讐をすべく、パク・ヒスン演じる麻薬組織のボスの後ろ盾を受け、オ・ヘジンとして警察に潜入する犯罪アクションです。
ボヒョンは、主人公ヘジンの相棒となる勇敢で頼れる先輩刑事チョン・ピルド役を演じます。ピルドは、ヘジンにとって唯一心を開ける相手となり、恋もできる普通の女性になれるかもという希望の光でしたが、衝撃のラストでヘジンのトンチョン派への復讐心が覚醒してしまいます。
ちなみに、キャスティングされた当初、ボヒョンは悪役の一人ト・ガンジェ役で打ち合わせをしていました。しかし、監督に「悪役はこれまでもやっているから、刑事役はどうだ」と提案され、ピルド役になったのだそう。この配役が功を奏し、早速『梨泰院クラス』悪役からのイメージ転換に成功しています。
ドラマ『マイネーム』予告編
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