2013年に放送された中国・台湾ドラマ『蘭陵王』のアナザーストーリーを描いた本作。
蘭陵王に愛された王妃・元清鎖の美しくも切ない恋物語を描いた時代劇となっています。
本作の主軸は、蘭陵王妃である元清鎖です。
元清鎖を取り囲む蘭陵王とそのライバルによって、3人は残酷な運命を辿ることとなります。
原作は、中国を代表とする女性作家・楊千紫の人気小説。
待望の映像化を果たした当時、小説ファンからも期待の声が集まっていました。
また、次世代のスター俳優たちがキャスティングされたことでも注目を集めた本作。
主演にはクリスティ・チャンが大抜擢。
本作が、彼女の時代劇初主演作となりました。
蘭陵王を演じたのは、台湾のアイドルグループAKで活躍しているアンディ・チェン。
そして、近年注目を集めているポン・グァンインが、恋のライバル役を演じています。
3人の抜群のビジュアルからも目が離せない一作となっています。
北斉と北周が権力争いを行っていた南北朝時代。
斉国には、始皇帝時代の重臣である端木吉の末裔が暮らしていました。
端木吉の末裔である端木怜は、かつて北斉の将軍・蘭陵王の恋人でした。
ある日、身寄りのない元清鎖は、三種の神器の1つ“鎮魂珠”を手に入れるため、密命を受けて周国の皇帝の弟・宇文邕に嫁ぎます。
その際に、端木怜から元清鎖に名を変えていました。
嫁ぎ先の周国で奮闘していた元清鎖ですが、事故に遭い記憶を失ってしまうのです。
元清鎖は突然嫁いだことで、周りから刺客ではないかと疑われてしまいます。
自分の身を守ろうとした彼女は、何とか宇文邕の元から逃げることに成功。
逃げている道中、戦中の将軍・蘭陵王に命を救われます。
元清鎖は記憶を失っているため、蘭陵王とは初対面だと思い込んでいました。
しかし彼女は、蘭陵王に対して胸が高鳴るのを感じ……。
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