ENHYPENは2020年6月にサバイバル番組「I-LAND」によってメンバーが選ばれました。「I-LAND」とは、BTSやTOMORROW X TOGETHERが所属しているBig Hitエンターテインメントと、オーディション番組「PRODUCE101シリーズ」のCJ EMMが主催のサバイバル番組です。
世界中から集まった練習生23名が、デビューを目指して数々のミッションに挑戦していく内容で、壮大なスケールとシビアな選考方法が大きな話題に。その選考方法とは「脱落者を練習生自身が決める」という方法で、毎週ハラハラしながら世界中のファンが見守りました。
また特設の施設や、プロデューサーがびっくりするほど豪華で、世界的大スターとなったRain(ピ)やラッパーのZICOが出演決定で放送前から注目を集めていた番組です。
様々なミッションをクリアしたメンバーがパート2へ進んだ後は、これまでのグループで競う形とは異なり、個人戦になりました。そしてパート1に引き続いたプロデューサー投票に加え、パート２からは視聴者投票が取り入れられて、順位が全く読めなくなったのです。ファンの間では、SNS上で自分の応援している子以外の悪い噂を流したり、投票の権利を持つSIMカードを大量に購入したりなど問題が続出。
9月18日に最終テストが終わりを迎え、最終選考のデビューメンバー発表の時は日韓同時生中継され世界中のファンが結果を見守りました。これまでプロデューサー評価で1位を獲得していたメンバー最終選考で落ちたこともあって、最後まで問題が大きかった様に感じますが、そういった騒ぎも含めて注目を集めていました。
辛いサバイバルを勝ち抜いたメンバーは、ヒスン、ジェイ、ジェイク、ソンフン、ソヌ、ジョンウォン、ニキの7名となり、グループ名「ENHYPEN」もこの日に同時に発表されました。
番組放送翌日の2020年9月19日には公式TwitterやInstagramなどSNSが開設され、登録者も開設2日で70万人を突破。翌月には公式ファンクラブも開設しました。日本専用の公式サイトも作られていて、世界中の活躍を最初から視野に入れています。
昨年の2020年11月30日にデビューして、まだ1年も経っていませんが、その人気ぶりは留まることを知りません。日本でもさっそくデビュー曲から音楽番組に出演しました。今追っておかないと追いつけなくなりそうな、とっても勢いのあるグループなのです。
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