韓国ドラマあるあるの要素がたっぷり入った「雪の女王」。
ヒロインが「不治の病」であることを筆頭に、ざっと挙げてみても中々のラインナップです。
● ヒロイン・ボラは「偶然」出会ったテウンに初恋をする
● ボラの兄とテウンが「偶然」親友となる。
● テウンが原因で兄は事故死、ボラはトラウマを抱える
● 「偶然」が重なりボラはテウンと再会する
● テウンはボラの父親にやとわれ、ボラの専属ドライバーになる
ここまででも相関図に華やかに線が引かれそうですが、実はこのドラマには「あるある」では終わらないストーリーの力があるのです。
例えば、親友の死をきっかけに、名前すら変えて違う人生を生きるテウン。
そこに命の期限を無駄に生きているボラが現れ、否応なしに「生かす努力」が始まります。
そしてそれは同時に、テウン自身がトラウマから再生する物語でもあるのです。
絡まっていた運命の糸がほどけるかのように、皆が生まれ変わっていくさまは目が離せなくなること間違いなし!
「雪の女王」の時のヒョンビンは、カッコいいけれどまだまだ若く、演技に未熟さが垣間見える場面もありました。「私の名前はキム・サムスン」で爆発的な人気を得た年下男子。このイメージを「雪の女王」で見事に払拭し、新しいヒョンビンが生まれたドラマでもあります。
心の傷を抱えながら、輝かしい未来や才能を全て封じ込めて生きる姿には、凄みさえ感じるほどです。
ドラマの結末は悲しいけれど、一人の俳優の成長をしっかりと見届けることができるのも醍醐味ですね。
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