不破尚と一緒に暮らす部屋の家賃や生活費を支えるため、アルバイト3つを掛け持ちしているキョーコ。向かったテレビ局で、尚に利用されていただけだったと知り、復讐のために芸能界入りすることを決意します。業界最大手の芸能プロダクション“LME”に入ろうとするも、俳優の仕事を神聖なものだと考える敦賀蓮は、芸能に興味の無いキョーコを門前払い。懇願の末にオーディションの参加資格を得たキョーコは、オーディション会場で女優志望の琴南奏江と、LME社長のローリィ宝田に出会います。キョーコの特技である、大根の皮で飾り花を作る芸が成功するも、即興演技で尚への憎しみを露わにしてしまい、キョーコはLMEの方針に合わないという理由でオーディションに落ちてしまいます。そんな彼女の前に尚が現れるも、自分のことに気付かない彼の姿に、キョーコは再び復讐を決意して・・・？！
大将に励まされたキョーコは、雑用係でも良いからとLMEに戻り、新設部門で働くことに。そこで、人の役に立ち、点数スタンプを貰えればデビューできるという“ラブミー部”として松内瑠璃子の付き人になり映画の撮影現場へ同行します。瑠璃子の我儘で撮影隊を1日以上待たせ、蓮や監督、スタッフたちは彼女を冷遇。撮影現場まで瑠璃子を背負った末、足を捻挫していたキョーコに対して、蓮は優しく接します。そんな中、瑠璃子の和服での歩き方が様にならず、監督は何度もやり直しを要求。反発する瑠璃子の態度に露わにしたキョーコは、ヒロイン役を巡って瑠璃子と演技で対決することに。初めて演技に挑戦するキョーコは、尚の母親からの教えを思い出して芝居に没頭。そして蓮も本気の演技を見せ、キョーコを魅了します。根性を見せたキョーコから刺激を受けた瑠璃子は、そこから真剣に取り組むように。一方、ローリィは、孫娘のマリアを助けて欲しいとキョーコに依頼。母の死が自分のせいだと思っているマリアは、母親の死を芝居として扱うLMEの俳優養成所のレッスンを邪魔していて・・・？！
さらに、奏江と、彼女の小学校以来のライバルで財閥令嬢の絵梨花も居合わせる中、CMのオーディションに挑んだキョーコ。絵梨花は昔、主役を奪われた腹いせで、奏江の芝居の道を邪魔してきた人物であり、今回も勝てないと言う奏江を叱ります。“仲直り”の芝居をすることになったキョーコと奏江は、絵梨花の策略によって打ち合わせが出来なかった上、キョーコが考えていたシナリオを先に絵梨花が演じてしまい大ピンチに。棄権を促される中、新しいアイデアを思い付いたキョーコは、奏江を信じてオーディションに挑むのですが・・・？！
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