社の代わりに蓮のマネージャーに付くことになったキョーコは失敗ばかり。酷く落ち込むキョーコに蓮も謝罪し、二人の関係が少し近付く中、高熱を無視してロケに挑んだ蓮が倒れてしまいます。蓮の自宅で看病をしながら受験勉強をしていたキョーコは、満点を目指すべきという自分の脅迫観念に気付くように。蓮の励ましもあって無事、演劇大学に合格すると、モー子と共演したCMが放送開始となるだけでなく、新たな仕事の依頼が舞い込みます。天使と悪魔の恋物語の撮影に行ったキョーコは、尚への復讐心が勝ってしまった結果、自分の演技に悩むことに。奏江からアドバイスされていた、“愛のためなら死んでも構わない”“恋人を殺されたら一生恨む”という言葉を思い出しながら本番に挑みます。一方、途中で切れているキョーコからの留守電を聞いた連。撮影の合間にキョーコに電話をかけると、その電話には尚が出て・・・？！
キョーコの天使役の演技を認めた緒方監督は、人気ドラマのリメイク作品“DARK MOON”の仕事をオファー。夢だったお嬢様役が演じられることに喜ぶキョーコ。ところが、ドラマの主役に蓮が抜擢されており、彼を怒らせたままだと思っているキョーコは恐怖に襲われます。ついにドラマの撮影が開始する中、旧作の監督を父にもつ緒方監督は制作記者会見の場で、プレッシャーのあまり倒れてしまいます。そしてキョーコも、旧作で同じ美緒役を演じていた大女優、飯塚から厳しい課題が与えられることに。蓮のアドバイスで役作りのヒントを得たキョーコは、髪を短く切って撮影現場に登場。見事、新しい美緒としての人物像をつかみ、順調に撮影が進むかと思われた矢先、今度は蓮が行き詰ってしまいます。恋愛感情がうまく表現できず、NGを連発する蓮。緒方監督からも、役の気持ちをつかむまで休むように告げられてしまいます。苦悩する蓮を助けたいと思っているキョーコは、蓮の思いを聞き出し、恋愛の助言をすることになって・・・？！
“好きな人への気持ちを抑えなければならない”という演技の感情に苦悩する蓮。坊に扮したキョーコと話すうちに、自分の中に芽生えている新たな感情を自覚し始めます。ローリィの前で演じることになっていた日の前日、キョーコを自宅に誘った蓮は、劇中の役柄として二人で過ごすことに。そして、マスコミを前に、ローリィ社長による演技テストが開始。引退をかけて挑んだ蓮は、台本とは異なるアドリブで演じたいと緒方監督に申し出ます。皆の前で嘉月の恋心を演じる蓮。やがて、ドラマ“DARK MOON”の撮影が終了し、第1話の放送日を迎えると、キョーコは“だるまや”の面々から大絶賛を受けます。演技の道を続けたいと考える中、偶然、テレビ局で尚とすれ違ったキョーコ。ところが、すでに尚への恨みが消えている自分の気持ちに気付くのでした。
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