韓国ドラマ『おひとりさま～一人酒男女』あらすじ・キャスト【ネタバレ】

『혼술남녀』（ホンスルナムニョ）　2016年ｔｖN放送

韓国人気ドラマ量産テレビ局ｔｖNで2016年9月より放送されたドラマ『혼술남녀』（日本語タイトル『おひとりさま～一人酒男女』）
”久しぶりにキス職人を拝むか！”と下心たっぷりで見始めたものの、
観終わった後の感想。”あーーあ！終わっちゃった!シーズン２が観たい！”
そんな気分にさせてくれたこのドラマの見るべきポイント、ご紹介！

タイトルの意味

みなさんは”おひとりさま”抵抗ありますか？居酒屋、焼き肉、カラオケ・・・
2016年の放送当時”流行語”になった혼술。韓国では大勢でお酒を飲む習慣が根付いていたので
ポジティブな意味で使われることはなかったそうですが、このドラマをきっかけにポジティブなイメージが
定着したそう！仕事、恋愛、勉強、家族いろんな事情から少し離れるために”혼술”する
登場人物の人間模様。さてさてあらすじ、登場人物をみてゆきましょう。

あらすじ

公務員予備校の激戦区、ソウル鷺梁津(ノリャンジン)で国語の新人講師となったパク・ハナは、同じ日に入社したスター講師チン・ジョンソクとの待遇格差に意気消沈。予備校での人間関係や自分の境遇に日々ストレスがたまるばかり。そんなハナの唯一のストレス発散はお風呂上がりにスナックをつまみに飲むビール。。

一方、人付き合いが苦手のジョンソクはすべてのものにハイスペックを求め、講師の仕事の疲れを癒すために高級店で優雅に音楽を聴きながら一人お酒を飲むのを楽しむ日々。常に上から目線の態度に周りからは“高ガラ”（高品質だが、やることがガラクタ）と呼ばれている。そんな優雅な生活に突如、弟のコンミョンが公務員を目指すために同じ予備校に通い始める。その予備校で公務員を目指しながら親のお金で浪人＆フリーター生活を楽しむギボムと反対に家庭の事情が厳しいドンヨンと新たに浪人生活を始めることに。

性格も境遇もまったく違うハナとジェソクはケンカばかりだが、唯一の共通点は“ひとり酒”を楽しめること。そんなハナのことがなぜか気になるジェソク。弟のコンミョンは「公務員に合格したらハナ先生とつきあう」ことを目標に公務員試験の勉強をがんばることに。講師陣や予備校生の人間関係や心情が“お酒を飲む”ことでつづられていくストーリー展開にも目が離せない。

Google mapより

舞台となった＜鷺梁津(ノリャンジン)＞って？

韓国鉄道公社の京釜電鉄線（首都圏電鉄1号線）、ソウル市メトロ9号線が乗り入れる＜ノリャンジャン＞ソウル地図で見ると
上の地図、右側赤丸が皆さん大好きな新沙洞（シンサドン）や狎鴎亭洞（アックジョンドン）、清潭洞（チョンダムドン）といった華やかな江南エリア。たいして、左側黄色い丸のエリアがドラマの舞台。
駅の周辺は、公務員試験予備校（韓国語では「学院」）や、受験生のための宿泊施設（考試院）等が集っていて、予備校街を形成しているエリア。 どこの国も公務員＝安定といったイメージ。そうその公務員を目指す塾の先生、生徒が主人公！