SEOUL, SOUTH KOREA - SEPTEMBER 15: Lee Jun-Ho aka Junho of South Korean boy band 2PM poses for media at the Dior Beauty 'Sauvage' pop-up store opening at Lotte World Mall on September 15, 2023 in Seoul, South Korea. (Photo by Han Myung-Gu/WireImage)
『赤い袖先』は、韓国のベストセラー小説『袖先赤いクットン（原題：옷소매 붉은 끝동、カン・ミンガン著）』が原作のドラマで、朝鮮王朝22代目の王、イ・サンと宮女の身分格差のある二人の愛を描いた時代劇です。
ジュノ（2PM）の除隊後初のドラマであり、復帰作としても有名な本作は、2021年のMBC演技大賞で男性・女性最優秀演技賞・今年のドラマ賞を含む8冠を獲得した超人気作。
朝鮮王朝22代目の王 イ・サンといえば、その名前がタイトルとなったドラマ『イ・サン』が有名です。波瀾万丈な人生を歩んだ王の後宮ドギムとの恋愛模様を中心に、王の側で働く宮女たちの姿を詳細に描いており、従来の時代劇とはまた違った視点の描き方が評価されているんですよ。
また、幸せだけではない切ない愛をジュノとイ・セヨンがその繊細な演技でより引き立て、ドラマのストーリーに見る人を引き込んでくれます。
粛清により一族が没落したドクイム（イ・ソラ/子役）は幼い頃から宮女として仕えるようになる。一方、朝鮮王朝21代国王英祖（イ・ドクファ）の孫、世孫イ・サン（イ・ジュウォン/子役）は悲劇的な事件で父を失い、宮中で孤独に育つ。ある夜、サンはドクイムの機転により窮地を救われ、ドクイムにほのかに想いを寄せるも再会は叶わず時が流れる。数年後、成長したドクイム（イ・セヨン）は持ち前の聡明さで尚宮たちから目をかけられつつも自分の生き方を模索していた。そんなある日走っていたところ足を踏み外し、近くにいた世孫（ジュノ/2PM）を巻き込み池に落ちてしまう。反省文を書くよう命じられたドクイムだったが、書庫を掃除している最中、中へ入ってきた世孫を司書と勘違いし、無礼な態度で追い返してしまう。怒った世孫は何度も書き直しを命じ、2人は次第に距離を縮めていく。だが宮中では勢力争いが激しさを増しイ・サンは命を狙われることに…。
イ・サン役：ジュノ(2PM)
ソン・ドクイム(ドギム)役：イ・セヨン
ホン・ドンロ(ドンノ)役：カン・フン
新羅の全盛期を導いた新羅第24代国王である真興王と、真興王が作った「花郎（ファラン）*1」という制度について描かれた史劇で、本格的な歴史物というよりもファンタジー要素も多い作品です。
そんな本作は“花郎”が題材なだけに、出演者も“イケメン揃い”。
『サム、マイウェイ 〜恋の一発逆転！〜』『梨泰院クラス』『キム秘書はいったい、なぜ?』など、数々の人気ドラマで主演を務めてきた俳優パク・ソジュン、K-POPを牽引するBTSのV、演技ドルとして広く知られているSHINeeのミンホやZE:A出身のパク・ヒョンシクが出演していることから、日本でも韓国ドラマファンからK-POPファンまで多くの視聴者に愛されてきました。
時代劇が好きな方からの評価は賛否両論ですが、まずは韓国ドラマに触れてみたいという方には視聴しやすいはず。
*1 青少年の民間修養団体。家柄がよく学力・外見共に優れている者たちを集めて道義・歌楽・山川渉猟などを学ばせ、心身の鍛錬を行い、宮廷で臣下や兵士として使えた若い男性たちのことを言う。
今から1500年前の新羅時代。賤民の村で暮らすムミョン(パク・ソジュン)は、生き別れた家族を捜したいという親友のマンムン(イ・グァンス)と共に都に潜入する。
ところが、二人は禁軍に追われて深手を負い、マンムンは命を落とす。
ムミョンはマンムンの本名“ソヌ""を名乗り、彼の妹であるアロ(Ara)を守るために生きようと決意する。
一方、新羅第24代王の真興(チヌン)王 (パク・ヒョンシク)は、摂政の母・只召(チソ)太后の命令で世間に顔を明かすことなく生きている。
不眠に悩む真興王は、街で語り部のアロの話を聞いているうちに眠りに誘われ、彼女に興味を抱く。
そんな中、只召太后は見目麗しい貴公子を集めて王の親衛隊“花郎(ファラン)”を創成すると宣言。
ムミョンことソヌは親友の命を奪った者への復讐心から、真興王は母から王権を奪還すべくジディという偽名で花郎になる。
それぞれの目的を果たすために花郎となったソヌとジディはぶつかり合いながらも絆を深め、成長していくが…。
キム・ソヌ / ムミョン役：パク・ソジュン
真興王 / サムメクチョン / ジディ役：パク・ヒョンシク（ZE:A）
キム・アロ役：Ara
スホ役：ミンホ（SHINee）
パンリュ役：ト・ジハン
ヨウル役：チョ・ユヌ
ハンソン：V（BTS）
同名の小説『王は愛する（原題：왕은 사랑한다、キム・イリョン著）』が原作となったこちらのドラマは、美しい容姿の裏に隠された熱い欲望と征服欲を抱いた世子と品性と愛の情熱を持った王族 リンのブロマンス(*1)が一人の女性サンによって崩れていく様子を描いたドラマ。
K-POP第2世代アイドル、ZE:A出身のイム・シワンと少女時代 ユナの共演も話題になりました。
そんなイム・シワン、ユナと『麗<レイ>〜花萌ゆる8人の皇子たち〜』での好演が光った俳優 ホン・ジョンヒョンとの三角関係に、ドキドキしてしまうはず…！
*1 男性同士の“アツい友情”を表す英語圏の造語（Brother+Romance）。
第25代高麗王の息子ウォンは、美しい容姿と知性にあふれ、大胆な行動力で人々を引き付ける卓越した能力の持ち主だが、母親が元（げん）のフビライ王の娘であったため、父親から忌み嫌われ警戒されていた。政に興味を持たず、権力争いも嫌い、いつも親友リンと過ごしていた。ウォンにとってリンは、家族よりも心を許せる存在であり、一生を共にすると誓った特別な存在であった。リンは、友でありながらも護衛としてウォンを誰よりも近くで支えていた。 ある日、二人は身分を隠し王宮の外に出かけ、高麗一の大商人ウン・ヨンベクの妻が何者かに殺されるところを目撃する。殺された女性の娘であるサンは幸い難を逃れるが、狙われていたのが娘だと気付いたヨンベクは、身分を偽り侍女として生きるようサンに告げる。一方、ウォンとリンは、サンの母親が亡くなる直前に残した娘への遺言を伝えようとヨンベクの屋敷へ忍び込み、サンとは知らずに母親の最期の言葉を伝える。これが三人の出会いだった。 7年後、学者イ・スンヒュを訪ねたウォンとリンはそこで美しく気高い女性に成長したサンと再会する。サンはソファと名乗り、スンヒュの弟子になっていた。 三人の間には友情が芽生えるが、これが三人の運命を大きく変えていく。ウォンは次第にサンに恋心を抱くようになり、リンもまたサンに密かに想いを寄せていく。永遠に続くと信じていた二人の友情がはからずもサンによって崩れ始め…。
ワン・ウォン役：イム・シワン（ZE:A出身）
ウン・サン役：ユナ（少女時代）
ワン・リン役：ホン・ジョンヒョン
ワン・ダン役：パク・ファニ
ソン・イン役：オ・ミンソク
その卓越した演技力で“演技ドル”の域を超え、俳優として高い評価を得ているEXOのD.O.（ド・ギョンス）が世子を好演し話題となった『100日の郎君様』。 放送されるなり一気に話題となった本作は、tvNドラマ歴代視聴率4位を記録するなど高い人気を得ました。
そんな『100日の郎君様』は、朝鮮時代に宮廷の陰謀に巻き込まれて記憶喪失となった世子イ・ユルが、婚期を逃した庶民の女性ホンシム（身分を隠して生きる元重臣の娘）と結婚させられて100日間だけ「夫婦」として過ごすという一風変わった史劇ラブコメディー。
子役から活躍する演技派女優ナム・ジヒョンがD.O.の相手役を、今大人気の女優ハン・ソヒが世子嬪、『スタートアップ: 夢の扉』『海街チャチャチャ』などで人気を得た俳優キム・ソノが韓国ドラマに華を添えてくれる“二番手”役を演じるなど、豪華な顔ぶれが揃っており、見どころたっぷり！
幼いイ・ユル（子役：チョン・ジフン）はある日ユン・イソ（子役：ホ・ジョンウン）に一目惚れする。衝動的に婚約を申し出るユルだが、その直後ユルの父が王座を狙って謀反を起こし、その罪をイソの父に着せる。濡れ衣を着せられたイソの父は命を落とし、ユルとイソは離れ離れになってしまう。それから16年後。世子となったユル（ド・ギョンス（EXO-D.O.））は世子嬪のソへ（ハン・ソヒ）にも心を開かず、王宮で孤独に成長する。世子嬪との夫婦仲を家臣たちに責められたユルは、腹立ち紛れに国中の適齢期を過ぎた男女は結婚するようにという命を出す。そんな中、ユルは暗殺者に狙われて傷を負い、命からがら逃げる道中で気を失って、ある村で助けられる。その頃ホンシムと名前を変え生き延びていたイソ（ナム・ジヒョン）は結婚適齢期を過ぎ、村中から白い目で見られていた。結婚を免れるため、ホンシムはとっさに「ウォンドゥクという婚約者がいる」と嘘をつく。だがホンシムの言葉を疑った役人から鞭打ちの刑に遭う。そこに記憶を失ったユルが現れ「自分がウォンドゥクだ」と名乗り出る。こうして2人は夫婦の契りを交わすことになるが、世子として育ったユルは生活力ゼロで…!?
イ・ユル / ウォンドゥク役：ド・ギョンス（EXO D.O.）
ユン・イソ / ヨン・ホンシム役：ナム・ジヒョン
チョン・ジェユン役：キム・ソノ
キム・ソヘ役：ハン・ソヒ
別種扱いされてきた女史（女性史官）たちが男女格差があり身分には貴賤があるという古い真理と立ち向かい、変化をもたらすために大切な種を植える19世紀前半の朝鮮を舞台にしたフィクション史劇ロマンス。
女性史官 ク・ヘリョンをシン・セギョンが、母胎ソロ(*1)の王子イ・リムをASTROのチャウヌが演じました。とくに学識高く礼節があり、常識のある人格者である“ソンビ（士人）”の役は、チャウヌ（ASTRO）にぴったりと話題になりましたね。
そんな『新米史官ク・ヘリョン』は、フィクション史劇ロマンスということもありライトなストーリーで、ピュアな恋愛模様が描かれた作品なため、ストーリーにも入り込みやすいはずです。
*1 生まれてから一度も恋愛をしたことがない人という意味
自由と本を愛するク・ヘリョンが歩み始めたのは、朝鮮王朝発となる女性史官の道。数々の困難にも負けず、宮廷の全てを記録するという使命を全うすべく突き進む。
ク・ヘリョン役：シン・セギョン
イ・リム役：チャウヌ（ASTRO）
イ・ジン役：パク・ギウン
ミン・ウウォン役：イ・ジフン
ソン・サヒ役：パク・ジヒョン
ドラマと同タイトルの漫画『恋慕（原題：연모、イ・ソヨン作）』が原作となった本作は、『無人島のディーバ』『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』などで主演を務めた女優パク・ウンビンが女性ながら王を演じることで話題となった作品です。
また、SF9出身のロウンが初めて挑戦した時代劇でもあり、KBS演技大賞で新人演技賞と人気賞を受賞した彼の代表作のひとつ。
“男として生きるヒロイン”という難しい役どころを持ち前の丁寧な演技で魅せたパク・ウンビンと、身長190cm越えかつ端正なビジュアルを誇るロウンの韓服姿にも注目が集まった本作。
これまでにはなかったストーリーの時代劇となっており、きっと新鮮な感覚で見れますよ。
王位継承者だった双子の兄弟の死により、男装して王となる運命を背負った女性。自分の正体、そして秘めた恋心を誰にも明かせないまま、波乱の人生を歩んでいく。
タミ / イ・フィ役：パク・ウンビン
チョン・ジウン役：ロウン（SF9）
イ・ヒョン役：ナム・ユンス
キム・ガオン役：チェ・ビョンチャン（VICTON）
シン・ソウン役：ぺ・ユンギョン
ノ・ハギョン役：チョン・チェヨン（DIA,元I.O.I）
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