《チャングム》
主人公。名はソ・ジャングム。かつて武官と女官だった両親を幼い頃に亡くす。母の意思を継いで、10歳で宮廷入りし、女官見習いから宮廷料理人となる。ライバルであるチェ一族の目論みにより追放されるも、医女として宮廷に復帰し、母の夢である“最高尚宮”を経て、女性初となる国王の主治医“大長今”の称号を得る。
【本名】イ・ヨンエ(이영애)
【生年月日】1971年 1月31日
【身長】165cm
【デビュー】1990年
【所属事務所】グッドピープル
【出演作】『師任堂(サイムダン)、色の日記』『調査官ク・ギョンイ』、映画『JSA』『親切なクムジャさん』ほか
14歳で雑誌モデルとしてデビューし、大学卒業後の1993年にSBSドラマ『お宅の夫はいかがですか』で女優デビューすると早速、新人賞を受賞。1996年にMBCドラマ『彼らの抱擁』で優秀演技者賞を受賞したほか、映画『親切なクムジャさん』で青龍映画賞 主演女優賞と百想芸術大賞 最優秀演技賞に輝いています。
韓国では「お嫁さんにしたい女優第1位」や「女優が憧れる女優第1位」など、性別問わず愛される女優としても人気です。
さらに、2023年12月9日からイ・ヨンエ最新作となるtvNドラマ『マエストラ』が放送開始。イ・ヨンエが、ヴァイオリニスト出身のオーケストラ指揮者チャ・セウム役で久々のドラマ復帰を果たします。
《チョンホ》
名はミン・ジョンホ。正義感あふれる優秀な文官。チャングムと惹かれあうも、彼女が命の恩人だとはなかなか気づかない。
【本名】チ・ジニ(지진희)
【生年月日】1971年6月24日
【身長】178cm
【デビュー】1999年
【所属事務所】リードエンターテインメント
【出演作】『トンイ』『愛人がいます』『ミスティ〜愛の真実〜』『サバイバー: 60日間の大統領』『ムーブ・トゥ・ヘブン: 私は遺品整理士です』『D.P.2 -脱走兵追跡官-』ほか
スカウトがきっかけで、1999年にミュージックビデオを通して芸能界入りし、翌年に主演ドラマ『ジュリエットの男』で俳優デビューを果たしました。本作で一躍有名になったチ・ジニは、女性主人公のドラマ作品で主演女優を注目させる能力に優れている演技派俳優としても知られるイケオジ俳優です。
《クミョン》
名はチェ・グミョン。チャングムの最大のライバル。チェ尚宮の姪。チェ一族として宮中入りした料理の天才。
※ 少女時代を演じた子役はイ・セヨン。
【本名】ホン・リナ(홍리나)
【生年月日】1968年2月7日
【身長】170cm
【デビュー】1987年
【出演作】『青い教室』『総合病院』『山』『大王の道』『帝国の朝』『まじめに生きろ』ほか
1987年にMBCの青年ドラマ『青い教室』でデビューし注目を集めるも、翌年の交通事故で活動を休止し1990年に復帰。その後、97年にもMBCドラマの撮影中に事故があり、10ヶ月後にドラマ『大王の道』(98年)へビン役で復帰しました。2003年のSBSシットコムドラマ『まじめに生きろ』イ・リナ役を好演し、本作で人気が急上昇しました。
私生活では、2006年に在米同胞事業家とアメリカで結婚し、子供も授かっています。引退宣言はしていませんが、結婚を機に現在は家族とアメリカに住んでいます。
《ハン尚宮》
名はハン・ヘギョン。チャングムの料理の師匠。チャングムの母ミョンイとチェ尚宮とは同期。ミョンイとは親友だった。
【本名】ヤン・ミギョン(양미경)
【生年月日】1961年7月25日
【身長】163cm
【デビュー】1983年
【所属事務所】ブライトエンターテインメント
【出演作】『がんばれ！クムスン』『太陽を抱く月』『私はチャン・ボリ！』『私たち家族です』、映画『真実ゲーム』ほか
釜山に生まれ済州島で育ったヤン・ミギョン。1983年にKBS10期公募タレントでデビューし、85年には新人賞を獲り、助演・主演で数々のドラマに出演してきました。『がんばれ！クムスン』や『太陽を抱く月』など、ヒロインの優しい母親役のイメージが強いベテラン女優です。
ちなみに、1993年のSBSドラマ『お宅の夫はいかがですか』や2000年のSBSドラマ『火花』でも、本作の主演イ・ヨンエと共演しています。
《チェ尚宮》
名はチェ・ソングム。クミョンの叔母。チャングムの師匠ハン尚宮の同期でありライバル。チェ一族の利益のためなら手段を選ばない冷酷な女性。
【本名】キョン・ミリ(견미리)
【生年月日】1964年9月19日
【身長】159cm
【デビュー】1984年
【所属事務所】ウィナーズメディア
【出演作】『朱蒙(チュモン)』『イ・サン』『屋根部屋のプリンス』『ホジュン〜伝説の心医〜』『家族なのにどうして？』『野獣の美女コンシム』『ピョン・ヒョクの恋』『コンビニのセッピョル』ほか
1984年にMBC第17期公募タレントとして芸能界入りし、88年の時代劇ドラマ『朝鮮王朝五百年 仁顕王后』の淑嬪崔氏役でMBC放送演技大賞で新人賞に輝き、有名になりました。
本作では当初チャングムの師匠であるハン尚宮役を務める予定でしたが、チェ尚宮役のキャスティングが難航し、急遽ハン尚宮から悪役チェ尚宮に役替えとなりました。キョン・ミリは本作が初の悪役挑戦でしたが、強烈な印象を残し、女優の振り幅を見せました。一方、あまりのハマり役にCM出演が激減するという影響も。
また、キョン・ミリは芸能一家でも知られており、『ユミの細胞たち』イ・ユビと『恋人』イ・ダイン姉妹は実の娘。さらに、2023年にイ・ダインと結婚した人気俳優イ・スンギは義理の息子となりました。
《中宗(チュンジョン)》
朝鮮王朝11代目の国王。即位前の名は晋城大君(チンソンデグン)。異母兄・燕山君の暴政に堪えかね、クーデターを起こして王位に就く。少女チャングムを宮廷に招き入れた。
【本名】イム・ホ(임호)
【生年月日】1970年1月27日
【身長】174cm
【デビュー】1993年
【出演作】『妖婦 張禧嬪』『大王の道』『ホジュン 宮廷医官への道』『1%の奇跡』『結婚できない男』『善徳女王』『華政』『客主〜商売の神〜』『オクニョ 運命の女（ひと）』『ヘチ 王座への道』『太宗イ・バンウォン』ほか
イム・ホは、有名史劇作家イム・チュンを父に持ち、1993年にKBS第15期公募タレントとして俳優デビューしました。時代劇に多く出演し、1995年のSBSドラマ『妖婦 張禧嬪』で名を知られました。現在は、俳優の傍ら、白石(ペクソク)大学で文化芸術学部副教授としても活躍しています。
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