《韓国映画界トップ俳優》ソン・ガンホのプロフィール・出演作品・最新ニュースまとめ

ソン・ガンホ出演のおすすめ作品5選！

これまでたくさんの作品に出演してきたソン・ガンホ。
たくさんの名作の中からおすすめ作品を選ぶのは心苦しいですが、ソン・ガンホの俳優ヒストリーに欠かせない作品や多くの方に影響を与えた作品を中心にご紹介します！

『グエムル-漢江の怪物-』

まずご紹介するのは、2006年公開の韓国映画『グエムル-漢江の怪物-』。
突然ソウルに現れた怪物と捕らわれた娘を助けるために奮闘する家族の姿を描いたモンスターパニックムービーです。

韓国では観客動員数1,300万人を突破し、当時の韓国の観客動員記録を更新する大ヒットとなりました。

監督は、『パラサイト 半地下の家族』で韓国を代表する映画監督となったポン・ジュノ。
単なるパニックムービーに終わらず、社会風刺的なメッセージも込められているところがポン・ジュノ作品らしいといえます。

得体の知れない怪物に捕らわれた娘の救出のために体を張る父親役を演じたソン・ガンホの姿にも注目です！

『シークレット・サンシャイン』

涙なしに観ることができない映画『シークレット・サンシャイン』。
2007年公開のこちらの作品は、最愛の息子を失った女性の「魂の救済」をテーマに描かれたヒューマンドラマ。

主人公を演じたチョン・ドヨンは、この作品での演技が大きく評価され第60回カンヌ国際映画祭で主演女優賞を獲得しました。

ソン・ガンホは、主人公のシネをそっと優しく見守る男性を演じています。
陽だまりのような心温まるソン・ガンホの演技もみどころ。チョン・ドヨン、ソン・ガンホの演技に心揺さぶられる作品です。

現在、主要動画配信サービスで配信されていない作品ですが、韓国映画史に残る感動作なのでぜひレンタルDVDなどでチェックしてみてください！

『タクシー運転手 約束は海を越えて』

2017年公開の映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』は、光州事件時の実話を基に描いた作品。

クーデターや金大中の逮捕を発端として、学生や市民を中心としたデモと軍が衝突する武装闘争へと発展した光州事件。
そんな光州事件をモチーフにした作品は韓国映画の中でたくさんありますが、今作では事件の裏側で、実際に起きている真実を世界に伝えようとしたドイツ人記者と記者を乗せたタクシー運転手の姿を中心に描いています。

実際にあった事件だからこそ、ぐっと胸を締め付けられるシーンもたくさんあります。
ソン・ガンホの演技はもちろんみどころですが、韓国の歴史を知るうえでも外せない作品といえるでしょう。

『パラサイト 半地下の家族』

ソン・ガンホの代表作といえる『パラサイト 半地下の家族』。
第72回カンヌ国際映画祭では韓国映画初となるパルムドールを受賞し、第92回アカデミー賞でも作品賞をはじめとする4部門を受賞しました。

名誉ある映画賞を受賞したこの作品で、監督のポン・ジュノ、主演のソン・ガンホの知名度も急上昇。
世界的に注目される監督・俳優になりました。

韓国社会における貧富の差をブラックユーモアたっぷりに描いた『パラサイト 半地下の家族』。
ソン・ガンホは、貧しい一家の大黒柱キム・ギテクを演じています。
決して裕福ではないものの、穏やかで楽観的なギテク。格差のある家庭に出会ったことで生まれる心の変化を表情だけで表しているソン・ガンホの演技力にぜひ注目してみてください。

伏線や隠されたメッセージがたくさんあり、何度観ても面白い作品です！

『非常宣言』

最後に選んだのは、2022年に公開されたばかりの映画『非常宣言』。
韓国発ハワイ行の飛行機の中で発生したバイオテロを、スリリングな展開と没入感のある映像で描いたパニックアクションです。

ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ドヨン、キム・ナムギル、イム・シワンと豪華なキャスティングも大きな話題を集めました。

ソン・ガンホは、ベテラン刑事のク・イノを演じています。
地上から飛行機の墜落、乗客の命を守るために必死に駆け回るイノの姿に心揺さぶられます。
これまでさまざまな「お父さん・夫」を演じてきたソン・ガンホ。
『非常宣言』でどんな姿を見せているのかぜひチェックしてみてくださいね！