2016年にウェブドラマ『여자들은 왜 화를 내는걸까（女性たちはなぜ怒るのか）』で女優デビューしたパク・ギュヨン。そのデビューのきっかけなったのが、2AMメンバーチョ・グォンの楽曲『횡단보도(横断歩道)』のMVへの出演だったのです。パク・ギュヨンが芸能界に入ったきっかけは、キャスティングでした。大学在学中に、「대학내일(デハクネイル)」という大学生対象のライフスタイル雑誌の表紙を飾ったパク・ギュヨン。それが関係者の目に留まり、TWICEやStraykidsなど人気アイドルが所属する大手芸能事務所JYPエンターテイメントからスカウトされたのです。
そして、女優を目指すこととなったパク・ギュヨンですが、練習生だった時に出演した『횡단보도(横断歩道)』がドラマデビューのきっかけとなり、JYPエンターテイメントの俳優部門と本契約することになり。本格的に女優としての活動をスタートさせました。現在は、事務所を移籍していますが、大手事務所にスカウトされるなんて、当時から何か光るものがあったことがわかりますよね。
チョ・グォン「横断歩道」MV
2016年のデビュー以降、数多くの作品に出演してきたパク・ギュヨン。そんな彼女を一躍有名にしたヒット作が、2020年に公開されたNetflixオリジナルドラマシリーズ『Sweet Home-俺と世界の絶望-』、そして同じく2020年にtvNで放送されたドラマ『サイコだけど大丈夫』です。愛を知ることによって心の傷を癒し、変化していく男女の恋を描いたヒューマンラブストーリー『サイコだけど大丈夫』は、お互いの痛みを癒していく男女の姿に感動必至のヒット作。この作品で、パク・ギュヨンは主人公の男性と同じ精神科で働く看護師ナム・ジュリを演じました。叶わぬ恋をする健気な女性ナム・ジュリの繊細な感情表現や、落ち着いた魅力のある彼女の雰囲気を見事に演じたパク・ギュヨンには、演技を絶賛する声が多く集まりました。一方、同じ年に公開されたホラードラマ『Sweet Home-俺と世界の絶望-』で演じたのは、怪物に立ち向かって金属バットを振り回すという勇敢なキャラクター。ピンクヘアの個性的なビジュアルを持つベーシストの女性ユン・ジス役を演じ、強く大胆不敵な姿を披露しました。2作品で全く違うキャラクターを演じ分け、作中ではその存在感を存分に発揮させたパク・ギュヨン。主要キャストとしての出演も増え、まさに今ホットな女優です。
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