高麗時代の英雄だったキム・シン(コン・ユ)は、若き王の嫉妬から逆賊として命を落とす。その後、神の力によって“不滅の命”を生きる“トッケビ”となってしまったシン。彼を永遠の命から解き放つことができるのは“トッケビの花嫁”と呼ばれる存在ただ一人。
そして900年以上の時を経たある日、シンは女子高生ウンタク(キム・ゴウン)と出会う。ウンタクはシンがトッケビであることを見破り、自分こそがトッケビの花嫁だと主張するが、半信半疑のシン。一方、シンの家臣の子孫であるユ・ドクファ(ユク・ソンジェ)が勝手にシンの家を死神(イ・ドンウク)に貸し出したせいで、シンと死神の男二人の奇妙な同居生活がスタート。そこへ親戚から厄介者扱いされていたウンタクが押しかけてきて賑やかになるシンの家。天真爛漫なウンタクと過ごすうちに、“不滅の命”の終わりを望んでいたはずのシンの心は揺らぎ始める。
不滅の命という設定から、生きている時間の尊さを考えさせられるメッセージ性のあるファンタジーの名作『トッケビ』。ドラマは『トッケビ』以前、以降に分けられると言われるほど、圧巻の映像美や韓国ドラマ史に残る名OSTなど、名作揃いのtvNドラマの中でも圧倒的支持を集める作品です。
韓国一の脚本家キム・ウンスク特有の、女心をくすぐる名台詞や涙を誘う切ないラブストーリーはもちろん、同居生活を送ることになる"死神"(イ・ドンウク)との笑いを誘うブロマンスも見どころです。
「百想芸術大賞」では、キム・ウンスク作家が大賞、コン・ユが最優秀演技賞を受賞。第52回は作品として『太陽の末裔』が大賞を受賞している為、キム・ウンスク作家にとっては2年連続の栄誉となりました。
1871年、辛未洋擾の際にアメリカに渡った青年が、再び祖国朝鮮の土を踏む。そこで待ち受けていたのは、運命を変える出会いと抗いきれない歴史のうねり。
キム・ウンスク作家とイ・ウンボクPDが、『太陽の末裔』、『トッケビ』に続き三度目に呼吸を合わせた作品で、『愛の不時着』や『応答せよ』シリーズなど名作揃いのtvN歴代ドラマの中でも、“忘れられない名作”として必ず名前が上がっている殿堂入りの名作『ミスター・サンシャイン』。
これまでのキム・ウンスク作家特有の奇想天外な設定とは180度異なる義兵という題材で、「ストーリーの感動と余韻が濃いドラマ」という高い評価を受けています。「演技の穴がひとつもなく、すべての役割が必ず必要な凄いドラマ。時代背景から悲しい雰囲気だが面白さも逃さない脚本もすごい」と、今なお韓国で絶賛されている一作です。
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