第1次韓流ブームの熱狂はとにかく凄まじく、新大久保に食事や買い物に行く人や、韓国旅行をする人も一気に増えました。我が家もしょっちゅう家族で新大久保に行っていたし、3年連続で韓国旅行するくらい、すっかりハマっていました♪
韓国ソウル・南山北側循環路の遊歩道
先ほど、取材の時間がアバウトだという特徴を書きましたが、慣れてくればそんなことは気にならないくらい、インタビューはいつも興味深く濃厚な内容で、みなさん本当によく勉強されていて、お話が面白かったです。何より声が良いんですよね。低音でもよく通る声なのは、演技を学ぶ際に発声の訓練もされているからなんですよね。
数多くの韓流作品を見るうちに、韓国語のリスニングがどんどん上達し、気づけば、通訳さんが訳してくださる前に、インタビューの回答の内容を大体理解できるくらいになっている自分がいました。話すのは完全にカタコトでしたが。当時は、圧倒的に米国ドラマよりも韓流作品の仕事が多くなっており、有名映画俳優や監督の取材の機会も立て続けにありました。また、「この人が来日した際は取材を担当する」といった“担当俳優”も決まってきて、繰り返し取材するうちに顔を覚えてもらい、コミュニケーションも取れるようになりました。ライター道が思いもよらない方向へ進んでいました…。(続く)
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