百想芸術大賞新人演技賞ノミネート、最後はク・ギョファン。（写真左）
名前：ク・ギョファン
生年月日：1982年12月14日
年齢：39歳（2022年4月現在）
デビュー：2008年映画『子どもたち』
学歴：ソウル芸術大学
映画界で知らない人は居ない、個性派俳優ク・ギョファン。2008年のデビュー後、独立短編映画に多く出演し、2011年の映画『カメたち』では主演として出演するだけでなく、脚本・監督も務め、マルチな才能の持ち主として有名です。その後も俳優として実力をつけ、2017年出演した映画『夢のジェーン』では青龍映画賞新人男優賞にもノミネートされ、同作で百想芸術大賞映画部門男性新人演技賞も受賞している実力派です。
今回、ドラマ部門での新人賞ノミネートに、彼を知るファンたちからは“今さら新人賞？”という口コミが目立つほど華々しいキャリアをもつク・ギョファン。これまで知る人ぞ知る存在であった彼が、一気に知名度を上げたきっかけとなった作品が2020年映画『半島』です。『新感染』の続編であり、もともと人気のある作品というプレッシャーのなかで助演を務め、存在感ある光る演技で多くの観客を虜にしました。Netflixオリジナルシリーズ『キングダムアシンの物語』、そして今回ノミネートとなった『D.P.-脱走兵追跡官-』と話題作に続々と出演し、今後さらに活躍の場を広げる期待の俳優として注目されています。『D.P.-脱走兵追跡官-』では暗くいじめのはびこる軍隊のなかで唯一明るくずる賢いキャラクターハン・ホユル役を演じ、物語に絶妙なスパイスを与えています。本作は作品自体も作品賞にノミネートされ、主演を務めたチョン・ヘインも、最優秀演技賞にノミネートされている人気作です。作品ごとにガラッと姿を変え、別人として生まれ変わるク・ギョファンの実力が『D.P.-脱走兵追跡官-』でも存分に発揮されています。
今後出演者としてだけではなく、脚本・監督としての活躍にも期待したい、俳優ク・ギョファンです。
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