「国の英雄である大将軍は実は女だった」という展開で始まる本作。
戦争と男たちの中で育ち、女らしさの欠片も無いヒロインが結婚を機に良き妻として成長していく姿が描かれています。
勅命で急に結婚させられることになった相手の男は、女のような美男子で軟弱な男でした。
全てが真逆な2人はお互いを補って立派な夫婦となることを期待されて縁談を授かったのです。
生き様も考え方も正反対な2人の結婚は前途多難。
アジアで異例の大ヒットを記録した話題作『花と将軍～Oh My General～』は、そんな望まない結婚から生まれた真実の愛を描いた逆転結婚ラブロマンス作品です。
男女の立場が逆転したこの愛の行方は一体どうなるのでしょうか？
皇帝仁宗が治める中国・宋の時代。
8年という長い歳月の間、隣国の遼と国境線で戦い続ける1人の大将軍がいました。
その将軍の名は葉昭(ようしょう)。
遼軍を率いる将軍・耶律逹丹(やりつたったん)は葉昭にとって、父と2人の兄の仇となる宿敵です。
復讐に燃える葉昭の鬼神のような戦いぶりは、敵国に"生き閻魔"と恐れられる存在となっていきます。
激しい攻防の末、優秀な部下と共に遼軍を徹底的に追い込んだ葉家軍は、遂に耶律逹丹の首を取ることに成功しました。
国境線を制した吉報はただちに仁宗にもとへ届けられ、国中で葉昭の勝利を称える祝賀ムードになります。
ところが朝儀の場では、重臣たちの間で葉昭の処遇について意見が割れていました。
葉一族の失態で過去に国境線が遼に侵攻されたと考える者もいたからです。
そこで誰もが納得する形として、遼の覇県で葉昭が更に勝利を重ねてから判断することになりました。
覇県では、葉昭は連戦連勝で戦場を有利に進めていき、遂に遼の皇太子・耶律洪(やりつこう)を捕縛します。
報せを受けて、「これで遼と和議を結べば、国境を治めて民に平和をもたらすことができる！」と湧く重臣たち。
この手柄によって、葉昭は天下兵馬大将軍に任命されて国の英雄として凱旋することになりました。
長い間、国境線で戦っていた葉昭のことを直接見た者は少なく、国の英雄がどんな人なのか国民の注目の的になります。
"生き閻魔"という噂も先行して、巨体で怪力の持ち主というような恐ろしい見た目を誰もが想像していました。
しかし、葉昭からの文で驚くべき新事実が発覚します。
葉昭はなんと女だったのです。
この事実に驚いた仁宗は母親である皇太后に相談しました。
皇太后の提言で、仁宗は葉昭に縁談を授けることにします。
天下の大将軍を娶る男として白羽の矢が立ったのは、杏花楼で見事な舞を披露して人々を魅了する美男子・趙玉瑾(ちょうぎょくきん)でしたが……。
コメントしてポイントGET！
コメントがまだありません。推し俳優や推し作品について語りましょう！！
あなたの好きな恋愛ドラマは？
